6CHの10BASE-T1Sに対応。CAN FDや10/100/1000BASE-T1も繋がる統合開発インターフェース
『RAD-Comet3』は、最新の車載イーサネット規格10BASE-T1Sの通信開発とテストにも対応可能な、非常に多機能な開発インターフェースです。 この一台で、6系統の10BASE-T1Sに加え、100/1000BASE-T1、標準イーサネット、CAN FD、LINといった複数のネットワークを同時に扱えます。 各ネットワーク上のノードとしてシミュレーション動作をしたり、全てのバスの通信を精密なタイムスタンプ付きで同時にキャプチャ・解析したりすることが可能です。 メディアコンバーターとしての基本機能はもちろん、複数の異なるネットワーク間を中継・変換する強力なスタンドアロン・ゲートウェイとしても機能します。 【搭載ポート】 6x 10BASE-T1S 1x 100/1000BASE-T1 1x 10/100/1000BASE-T (標準イーサネット) 2x ISO CAN FD (終端抵抗切り替え可能) 1x LIN ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【特長】 ■時刻同期: gPTPおよびIntrepid Time Sync (ITS)に対応 ■省電力/セキュリティ: OPEN Alliance TC10 (スリープ/ウェイクアップ) および MACsec (暗号化/認証) に対応 (100/1000BASE-T1) ■10ナノ秒精度の高精度メッセージタイムスタンプ ■解析ソフトウェア「Vehicle Spy」や「Wireshark」に対応 ■カスタムアプリ開発用のオープンソースAPIを提供 ■5.5V~40Vの広範な車載電源電圧で動作 ■スクリプト実行やゲートウェイ機能を含むスタンドアロン動作が可能 ■頑丈なアルミ筐体とゴム製バンパーによる高い耐久性 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【アプリケーション】 ■メディアコンバーター: PCを10BASE-T1Sネットワークに接続してモニタリング 10BASE-T1Sと100/1000BASE-T1など、異なる車載イーサネット規格間をブリッジ ■スタンドアロン・ゲートウェイ: CAN-Ethernetゲートウェイ: CAN FDのメッセージをイーサネットフレームに変換し、異なるアーキテクチャの機器を接続 Ethernet-Ethernetゲートウェイ: イーサネットフレームの宛先変更、MACスプーフィング、ペイロード改変などを行い、フォールトインジェクション(故障注入)試験やペネトレーションテスト(侵入試験)に活用 ■ECUシミュレーションとテスト: 複数のネットワーク上のECUノードをシミュレートし、テスト対象ECUの動作を検証 ■マルチバス・データロギング: 10BASE-T1S、CAN FD、LINなど、複数のバスを流れる全データを時刻同期させながら同時に記録し、システム全体の挙動を詳細に解析 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
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RAD-Comet3をメディア・コンバーターとして使用する例 100/1000BASE-T⇔100/1000BASE-T1
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RAD-Comet3をメディア・コンバーターとして使用する例 100/1000BASE-T⇔10BASE-T1S
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RAD-Comet3をメディア・コンバーターとして使用する例 100/1000BASE-T1⇔10BASE-T1S
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1994年、イントリピッド・コントロール・システムズは、ミシガン州デトロイト郊外に設立され、それ以来、世界中のお客様に車載通信の様々な規格に対応した最新の開発ツールをお届けしてきました。 CAN/CANFD、LIN、Automotive Ethernet、BroadR-Reach、FlexRay、MOST、Keyword2000、ISO14229、ISO9141、UART、J1939、J1850、GMLAN、I2C、SPI等 の開発ツールの提供をしております。 我々の顧客にはフォーチュン100社に含まれる大企業、主要なOEM企業から個人まで様々なお客様がおります。 また、世界中に張り巡らされたディストリビューター網の他に、USA、日本、中国、インド、ドイツ、UK、韓国に支社を持ち、直販と技術サポートを展開しています。 ほかにも、自動車業界におけるセミナーの主催や展示会出展を積極的に行い、技術論文等の面でも貢献しています。