フッ素樹脂(テフロン)コーティングとライニングの違いについて解説します。
■ライニングとコーティングの違い ライニングは、基材を比較的厚い膜で多い保護し耐食性を高める工法です。 コーティングとの違いは、被膜の厚みやピンホールの有無、用途などが挙げられます。 明確な基準はありませんが、厚膜で防食用途の被膜をライニングと呼んでいます。 ■フッ素樹脂コーティングとは コーティングは、基材表面に主に焼付塗装の手法でフッ素樹脂の特性を 付与することができる表面処理技術です。 膜厚は数十μm程度が一般です。 ■フッ素樹脂ライニングとは フッ素樹脂ライニングは、コーティングと同じ手法で加工することができます。 特に耐薬品性を生かした防食用途で利用され、膜厚も数百μmと コーティングよりも厚膜です。また、防食性を高めるためピンホールレスの仕様での 加工が可能です。 ※ライニングについておまとめした資料をダウンロードいただけます。 ※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
■フッ素樹脂ライニングの種類 フッ素樹脂ライニングは、工法にもよりますが、PTFE、PFA ETFEなど、用途に応じてさまざまなフッ素樹脂を選ぶことができます。 各ライニングは使用環境や工法、用途応じて適切な選択が必要です。 ■主なフッ素樹脂ライニング工法 「シートライニング」 「焼付塗装」 「ロトライニング」 の3つがあります。 ※ライニングの詳細は、資料を確認いただくかお問い合わせください。
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用途/実績例
■さまざまなライニング方法 吉田SKTでは、素材の違いだけでなく、フッ素樹脂シートを用いた「シートライニング」や、 焼付塗装を用いた「PFAライニング」、回転成型を用いた「ロトライニング」 など、加工する形状や厚みに応じた工法で対応できます。 【吉田SKTのライニング】 ・PFA焼付ライニング ・ETFE焼付ライニング ・PTFEシートライニング ・PFAシートライニング ・変性PTFEライニング ・ロトライニング ・MYライニング などさまざまなライニング加工が可能です。
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。