縦横無尽にエンジンオイル・冷却水の通路を確保 エンジンの冷却パイプを支えるつなぎ役
エンジンのヘッドやヘッドカバー、インテークマニホールド、 ウォーターハウジングからはいくつものパイプが伸びており、 オイルや冷却水をエンジン各部に送り込んでいます。 そのパイプとのつなぎ役がユニオンパイプ。 またウォーターバイパスは冷却水の通り道を確保し、 縦横無尽に伸びる冷却用部品を支えています。 【生産・技術ポイント】 ■素材に合わせた熱処理、ロー付 エンジン周りの部品には、性能や耐久性などを長期間維持するために、 鉄やステンレスなどさまざまな素材が使われます。 当社では連続式熱処理炉・ロー付炉を設備し、 素材に適した熱処理を行うことで、製造効率と品質維持を両立しています。 ■ロー付炉による接合技術 ロー付での接合は、鉄ではDX炉で強固な接合を可能にしています。 またステンレス素材は水素炉またはアルゴン炉で処理し、酸化・変色を防止します。
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当社は、創業以来一貫して、日本の経済界を牽引する自動車産業の中核的な役割を果してきました。 とくに製造技術の革新に力を注ぎ、安全・環境・経済性に代表される イノベーションへの取り組みにより、トヨタ関連部品企業の一員として、確固たる地位を築きあげてきました。 2020年代に入り、自動車業界は100年に一度の変革期を迎えています。 政府の掲げる『2050年カーボンニュートラル』に向けてBEV化の流れが一気に加速していく中で、 グローバルな資源を効率的に管理し、環境責任を果たしつつ、 活用可能な技術を駆使した製品や製造技術の開発、業界の垣根を越えた アライアンスやパートナーシップ開発が大きなテーマとなっています。 このような変動する産業界の中において、当社は社是「和」と、 地域・人との「絆」企業風土とした、未来を創造する「技術者集団」を目指してまいります。