小型塩素炉の開発背景や、装置の仕様、運用ポイントなどを分かりやすくご紹介!
当社が取り扱う小型塩素炉について、 ■開発の背景 ■塩素炉内部での不純物除去メカニズム(塩化揮発法) ■装置の仕様・運用ポイント を連載でご紹介します。 まずは「なぜ塩素炉なのか?」から。 近年、半導体の微細化·電池の高性能化に伴い、粉体原料に求められる 金属不純物(Fe/Cu/Niなど導電性異物)管理は、ppm~ppbレベルへ急速に 高度化しています。 わずかなコンタミでも、歩留まり·信頼性に致命的な影響を与えます。 一般的な対策としては 1 湿式(酸処理):強酸で金属不純物を溶解除去 2 乾式(磁選):強力な電磁石で磁性粒子を回収 が採られてきました。 しかし、 ■湿式は均一除去の利点がある一方で、大量の排水、禁水性材料に不適、 再乾燥によるエネルギー負荷などの課題。 ■磁選は磁性を持つ粒子に限定され、非磁性の金属化合物や微細付着物には 効きづらい。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
そこで私たちは発想を転換しました。 「乾式・無水のまま、粉体中の金属不純物を"化学的に"除去できないか?」 この視点から、選択塩素化(塩化揮発法)を用いる小型塩素炉を開発しています。 金属不純物をより揮発性の塩化物へ選択的に変換し、ガス相として分離する アプローチです。 次回は、どの金属がどのような反応経路で揮発·分離されるのか、具体例を 交えてメカニズムを解説します。お楽しみに。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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当社は、「電気」「設備」「化学」の三つの技術を独自のノウハウで 融合させ、革新的な加熱炉、その他設備を開発している会社です。 独自の高温電気炉技術を活かしカーボン炉やマルチ雰囲気炉、メタル炉、 塩素炉など様々な電気炉(加熱炉)を取り扱っております。 単なる設備メーカーではなく、10年先のスタンダードを見据え、お客様と 共にモノづくりを革新的な熱でサポートする、戦略的開発パートナーです。

