鉛からリチウムへの置換による車体の軽量化を解説。重量物AGVの足回りの省スペース化に検討可能なホイールモータ。
重量物を運ぶAGV(無人搬送車)の設計において、「車体の軽量化」と「内部スペースの確保」は長年の課題です。 従来の鉛蓄電池はエネルギー密度が低く非常に重いため、必要な稼働時間を確保しようとするとバッテリ自体が巨大化し、車体重量の多くをバッテリが占めていました。これをリチウムイオン電池に載せ替えることで、同等容量であれば重量は約3分の1、体積は約2分の1にまで小型化できます。これにより車体内部に余裕が生まれ、より低い床面設計(低床化)や、最大積載量の向上が可能となります。 当社取り扱いの「ホイール型ギヤ付きモータ(WGMシリーズ)」は、こうしたリチウム化による省スペース設計の利点をさらに引き出す、重量物AGVの足回りとして検討可能なモーターユニットです。
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基本情報
■ バッテリのエネルギー密度と車体設計の要点 ・重量エネルギー密度(Wh/kg):鉛蓄電池(約30-50Wh/kg)に対し、リチウムイオン電池(LFPで約100-160Wh/kg)は軽量で大容量の電力を確保。 ・レイアウトの自由度:バッテリスペースが縮小することで、制御基板や安全センサ、駆動モータの配置自由度が向上し、AGV全体のコンパクト化に寄与。 ■ 重量物AGV向け ホイール型ギヤ付きモータ(WGMシリーズ)の特長 ・モータと減速ギアをウレタンホイールの内部に収めた一体型構造により、車体側のモータ設置スペースを省略し、AGVのさらなる低床化の設計に活用できます。 ・リチウムバッテリ(24V/48V等)の電力を用いて、数百kg〜数トンの重量物を搬送する車輪駆動部として検討可能です。 ・試作・小ロットから全数国内検品を実施してお届けします。
価格情報
世界基準のODM製品をベースに提供することで、従来の国内製品と比較して導入コストを劇的に抑制しています。 ホイール径、出力、減速比、オプション(電磁ブレーキ等)の組み合わせにより価格が変動いたしますので、詳細はお見積りをご依頼ください。また、上位コントローラに合わせたエンコーダ変更や定格電圧の調整など、1台から柔軟なカスタマイズに対応いたします。
納期
用途/実績例
【省スペース・重量物搬送機器での用途検討例】 ・バッテリを鉛からリチウムへ変更し、積載重量を増やした大型無人搬送車(AGV)の足回り ・車体の低床化(薄型化)が求められる、潜り込み型AGVやカート牽引ロボットの駆動輪 ・工場や倉庫内で金型やパレットを搬送する、高耐荷重な自動搬送台車の走行モータユニット 【当社モータ ラインナップ】 ・重量物搬送AGV用 ホイール型ギヤ付きモータ(WGMシリーズ) ・軽量自走ロボット用 ダイレクトモータ(HSMシリーズ) ・自動化装置・位置決め用 ACサーボモータ(CMSシリーズ) ・コンベア等の駆動用 ブラシレスモータ(CMHシリーズ)
ラインアップ(7)
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| WGM150シリーズ | (ホイール外径150mm / 260W・500W) |
| WGM160シリーズ | (ホイール外径160mm / 260W・500W) |
| WGM180シリーズ | (ホイール外径180mm / 260W・500W) |
| WGM200シリーズ | (ホイール外径200mm / 260W・500W) |
| WGM220シリーズ | (ホイール外径220mm / 1000W) |
| WGM250シリーズ | (ホイール外径250mm / 1000W) |
| 全モデル | ※全モデルにおいて、1/16 ~ 1/70の範囲で減速比を選択可能です。 |
カタログ(6)
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クルー株式会社は、低電圧バッテリ駆動のブラシレスDCモータやACサーボモータをはじめ、各種ギヤードモータ、インホイールモータ、制御ドライバを取り扱う専門企業です。選択肢が限られがちな低電圧領域において、小出力から大出力まで幅広くラインナップ。単なる製品販売にとどまらず、ドライバ選定や動作レクチャー、トラブルシューティングまで納入後も丁寧にサポートいたします。お客様の設計課題に寄り添い、現場で確実に運用できるまで共に歩むパートナーを目指します。









