剛性と固有振動数が非常に高く、分解能も優秀なため、大きな力が作用中のごく微小な力の動的変化も測定することが可能!
切削・研削加工時における直交3成分力を測定できる固定式切削動力計。切削条件の最適化や、切削状態の監視などに最適です。広い測定範囲(Fx,Fy,Fz:±5kN)にもかかわらず、優れた動的分解能(0.01N)を有するため、大きな力が作用中にけるごく微小な力の動的変化も測定することができます。 ◇測定範囲:±5kN、トッププレート:100x170mm
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基本情報
この動力計は、上下のプレートに4個の3成分カセンサを大きなプリロードを加えて組み込んであります。各センサは、2枚1組の水晶板を3組内蔵しており、そのうちの1組はz方向の力に感応し、残りの2組はそれぞれx方向およびy方向のせん断力に感応します。力の成分を測定中に動力計の変形はほとんどありません。 多成分の力とモーメントの測定ができるように、組み込まれた4個の力センサの出力を、動力計の内部で接続してあります。9芯のフランジ型のソケット・コネクタから8信号を出力します。4個の力センサは、非接地で組み込んであり、グラウンド・ループによるノイズを防止しています。 本動力計は、防錆対策、防水対策を施してあります。接続ケーブルの型式1687B5/1689B5を併用すれば、保護等級IP67を達成できます。
価格情報
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納期
用途/実績例
・力の直交3成分の動的および準静的測定 ・旋削、フライス切削および研削加工時の切削・研削力の測定。小型工具での加工や研削時の微少な加工力も正確に測定することが可能 ・風洞モデルその他の測定 ・人間工学関係の測定
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企業情報
日本キスラーは、水晶圧電式の技術で世界をリードしているキスラーインストルメンテ社(スイス)の日本法人です。 キスラー社は長年にわたって製品研究開発へ多額の投資を行い、多くの革命的な技術開発を成し遂げ、あらゆる測定上の問題を世界に先駆けて解決してきました。 日本キスラーは1985年の創立以来、経験に裏付けされた高い技術力をもとに、国内およびアジアパシフィック地域のお客様に、圧電式センサ、歪センサ、チャージアンプ、データ処理/解析ソフトなど多岐に渡る製品、および関連機器の販売、技術サポート、品質管理サービスを提供し続けています。 ※弊社の取り扱い製品一覧や新着ニュースにつきましては、ぜひ「特設サイト」よりご覧ください。 https://premium.ipros.jp/kistler/ ※また、ご質問などはご遠慮なく下記「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。