【コンデンサ故障の原因解説】コーティングしたコンデンサが故障
対策は、コンデンサ全周をコーティング剤や樹脂で被覆しないことです!
使用中に電解液が漏れて基板の配線が短絡し、コンデンサが故障した 事例をご紹介します。 アルミ電解コンデンサの電解液は、稼働中に蒸発しガスが封口ゴムパッキンを 通じて大気中に放散。またアルミ電解コンデンサは圧力弁を備えています。 このため、コンデンサを樹脂などで覆ってしまうと、ガスの放散や圧力弁の作 動を妨げてしまいます。 この事例では、コーティング材が圧力弁を塞ぎ、圧力弁の動作を阻害したこと でコンデンサの封口部が破損し、電解液が漏れだしました。 この結果、基板の配線が短絡しコンデンサが故障しました。 【対策】 ■コンデンサ全周をコーティング剤や樹脂で被覆しない ■当社のアルミ電解コンデンサのほとんどは、最大10Gの振動加速度を与える 振動試験に耐えることができる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:エーアイシーテック株式会社
- 価格:応相談