FRP橋梁 バキュームインフュージョン工法
塩害に強く軽量かつ高強度で腐朽しない橋
■バキュームインフュージョン Vacuum Infusion 型の上に重ねたガラス繊維マット全体をフィルムで覆って密閉し、ガラス繊維層の空気を抜いて完全な真空状態をつくります。 次に、真空の力を利用してガラス繊維層にポリエステル樹脂を注入し、隅々まで行き渡らせて、均一で強靱なFRP積層材を造ります。この製造方法を 「Vacuum Infusion(VI):バキュームインフュージョン」 と称しています。この製法は風力発電の風車の大きな羽根やヨットの船殻の製作にも用いられています。FRP橋梁の構造部材にはこの製法による積層材が使われています。 ガラス繊維の含有率が高く、軽くて強靱な積層材が得られ、しかも非常に大きいサイズの積層板が製作できる利点があります。型の形状は平面でも曲面でも自由にデザインできますので、優美な形状の橋桁の製作が可能となります。
- 企業:株式会社コムテック 熊本事業部
- 価格:応相談