ETFEコーティングはテトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体であるETFEを用いるコーティング技術です。
ETFEコーティングは、主に焼付塗装や回転成型の技術を用いて加工される特徴をもつ
フッ素樹脂コーティングの一種です。
■ETFEコーティングとは
ETFEは、フッ素樹脂の一種で、テトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体です。
主に、粉体塗装の技術で加工され、フッ素樹脂のコーティングの中では、
比較的厚膜のコーティング加工になります。
そのため、一般的にはETFEライニングと呼ばれることもあります。
■ETFEコーティングのメリット
ETFEは融点が低く加工性に優れるためさまざまな形状の基材に厚膜の加工が可能です。
■ETFEコーティングのデメリット
一方で分子構造に水素(H)を含むため、PTFEに比べて耐熱性や耐薬品性が劣ります。
ETFEコーティングは用途や環境、基材形状に応じて、素材や工法の選択が必要です。
吉田SKTでは、ETFEコーティングの焼付塗装や回転成型(ロトライニング)を承っております。
※ETFEコーティングをご検討の際はお気軽にお問い合わせください。
さまざまなライニングをご検討の方は、「ライニングの基礎知識」PDFもご確認ください。