【事例紹介】電解ニッケルめっき液中の光沢剤および分解物の定量分析
シングル四重極質量分析計LC-MSで光沢剤と分解物を管理、安定したメッキ液の品質評価を実現!
電解ニッケルめっき液中の光沢剤(サッカリンおよび2-ブチン-1,4-ジオール)の定量分析をLC-MSを用いて行うことで、メッキ液の組成を一定に保ち、光沢剤の品質管理に大いに役立ちます。本手法では光沢剤に含まれる成分の化学組成に応じて2種類の条件で分析を行います。また、試料は水で希釈するだけで簡単に測定でき、添加回収試験においても、92%から108%と良好な結果が得られています。さらに、長期間安定した測定を実現するための分析条件の工夫も施されています。MSを用いることで、めっき液のような夾雑成分を高濃度で含むサンプルにおいても低濃度から検出可能であり、UVとMSの両方で検出が可能です。光沢剤のみならず、分解・副生物の測定も可能となり、めっき液のさらなる評価につながります。詳細は資料をダウンロードしてご覧ください。 【特長】 ■ LC-MSによる定量分析で光沢剤の品質管理を実現 ■ 光沢剤および分解・副生物の測定が可能 ■ 2種類の条件で光沢剤成分を分析 ■ 試料は水で希釈するのみで簡単測定 ■ 長期間安定した測定を可能にする分析条件