トリプル検出システムを用いた樹脂添加剤の測定と未知ピークの半定量
ルーチン分析向けVanquish Core HPLC システムを用いた分析事例紹介
生活の中でさまざまな製品に使用されている樹脂には、その耐久性や機能性を向上させるために多様な添加剤が含まれています。添加剤は微量であっても、最終製品に残存した場合、製品の性能を損ねることや、製造過程における望ましくない成分の副生につながることもあります。また、添加剤の溶出が人体に与える影響も大きな注目を浴びています。 このような背景から、樹脂に含まれる添加剤を同定し定量することの重要性が増しています。 本アプリケーションノートではThermo Scientific ISQ EC シングル四重極質量分析計を使用し、樹脂添加剤の分析を行いました。同時に、副生物の定性および定量分析を想定し、ダイオードアレイ検出器(DAD)と荷電化粒子検出器(CAD)を加えた3つの検出器による測定を行いました。 さらにデュアルポンプを用いた逆グラジエント法とCADにより、未知ピークの半定量を可能にしています。 HPLCには、ルーチン分析に特化したThermo Scientific Vanquish Core HPLCシステムを使用しました。今回はこの装置が有する機能を用いて測定を行い、その有用性を確認しました。