焼付温度を見直しても改善しない塗装剥がれ。見落とされやすい前工程との関係と対策を解説します。
塗装がすぐ剥がれる。塗料を変えても止まらないなら、原因は前処理にあります。
剥がれの約8割は、塗料ではなく「前処理工程」の異常に起因します。
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【発生原因】
自動車部品の金属塗装において、塗装剥がれは歩留まりを悪化させる致命的な不良です。多くの場合、現場では塗料の選定ミスや乾燥工程での熱不足が疑われます。
【真相】
剥がれの約8割は、塗料ではなく「前処理工程」の異常に起因します。脱脂不足で金属表面に微細な加工油が残ると、塗膜と素材間に膜ができ密着不良を起こします。これは後工程での錆再発などの二次不良も誘発する要因です。
【改善策】
対策の第1歩は、脱脂液の濃度と温度の徹底管理です。適正なリン酸亜鉛皮膜処理を施すことで密着性は劇的に向上します。具体的な前処理の数値管理シートを含む改善マニュアルは、下記よりダウンロードして現場でご活用ください。
【まとめ】
塗装剥がれは塗料条件ではなく、前処理における脱脂・皮膜処理の最適化で根本から防ぐことができます。永和工芸株式会社では金属焼付塗装、粉体塗装、リン酸亜鉛皮膜処理など前処理から塗装までを一貫して承っております。