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夜間、産卵を観察しながらアオウミガメの生態を知ることができる「アオウミガメナイトレクチャー」を始め、修学旅行やサマーキャンプ、総合学習へのプログラム提供、島内の子供達と島外の子供達とが交流しながら自然を学ぶことができるプログラムの実施など、環境について考える機会を提供しています。
「クジラは、食物連鎖の頂点にいる生き物である」と言われるように、海洋生態系における高次動物としての生態的地位と役割は重要なものとなっています。鯨類の餌となる低次生物相は、年による変動が大きく、鯨類の餌組成もそれに合わせて敏感に反応します。また、汚染物質が蓄積しやすいという高次動物の特性により、鯨類は、水銀やカドミウムといった重金属による影響を受けやすい動物となっています。鯨類を調査することは、その生態を解明するためだけではなく、気候変化などに伴う海洋生態系の変化や海洋汚染の実態を知る手がかりにもなります。
小笠原諸島では、アオウミガメが食肉として親しまれています。アオウミガメの捕獲は、日本人の移民が始まった1800年代後半より本格的に行われており、現在も東京都漁業調整規則による認可のもと母島列島を中心に年間約100頭が捕獲されています。アオウミガメを増やそうとする取り組みも早くから行われていますが(1910年)、個体数を回復させるには至らず、一時はかなり減少しました。
この地区には、ウミガメの中でも最も減少が危惧されているオサガメが年間約1,000〜2,000巣産卵しています。太平洋域では最大、世界でも3番目の規模を誇るオサガメ産卵地ですが、産卵数の減少に歯止めがかからない状況が続いています。
セガマ・ブサール島での活動は、1997年12月に灯台職員と監視員契約を結び開始しました。1998年8月からは島を借上げ、2003年の契約更新を経て2012年7月までの使用権を獲得しています。産卵巣数のモニタリング調査を実施すると同時に、卵の買上げと監視を行っており、産卵された卵は採取されることなく自然ふ化しています。
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