粉末冶金に樹脂含浸を行う目的として ・機械加工性の向上 ・封孔性の付加 等が多く知られていますが、その他にも色々な使い方があります。

当資料では、主に金属、樹脂などの材料表面に薄膜を被覆し、 潤滑効果を与える「乾性潤滑コーティング」の詳しい解説を掲載。 物が動くと摩擦が起こります。この当然とも言える組み合わせから、 オイル・グリースを使わずに「摩擦を少なくしたい」「省力化したい」 「音鳴きを防止したい」といったお客様のニーズにお応えします。 当社では従来、オイル・グリース等で行っていた潤滑を 二硫化モリブデン、フッ素樹脂コーティングをすることにより、 摩擦係数を下げ、耐摩耗性を向上させることができます。 【特長】 ■潤滑性 ■耐久性 ■耐熱・耐寒性 ■電蝕防止効果 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

当資料では、塗料の性能分布表を掲載しています。 GC1005・GC1006・GC2001・GC2002・GC2008・GC3005・ GC3044・GC4014・GC7006それぞれの性能を分布表にしました。 耐熱と摩擦係数の分布と、硬度と摩擦係数の分布の2つを掲載しています。 【掲載内容】 ■耐熱と摩擦係数　分布表 ■硬度と摩擦係数　分布表 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

防錆コーティングには様々な種類があります。 ダクロ処理、ジオメット、マグニコート、ラスパート、ディスゴ等々。 また、メッキも含めるとその種類は数十にも及びます。 私たちがお薦めするデルタコートは、 ・RoHS指令、ELV指令対応の環境配慮型クロムフリー防錆塗料 ・電気方式ではない薄片亜鉛コーティング ・欧州のEU規格に合致 ・水素脆性は起こさない ・液だまりなどが起きにくい 等の利点がございます。 日本国内での知名度はまだ低いですが、欧州では標準になっており、カーメーカーの半数以上がデルタコートを採用しております。

弊社で取り扱っている二硫化モリブデンコーティング材は、金属全般に施工することが可能です。コーティングの主たる性能は、その低い摩擦係数に由来する潤滑性の付与ですが、その他にも、耐摩耗性の向上。耐食性の向上等が挙げられます。また、二硫化モリブデンは鉱物であるため荷重や薬品に強いといった特性がございます。その為、ギヤやシャフトなどの高荷重領域での使用に性能を発揮いたします。 本製品は、乾性潤滑被膜と呼ばれており、従来グリスやオイルで行ってきた潤滑と同様の効果を有します。グリスやオイルの方が潤滑性能は高めになりますが、乾性潤滑被膜はグリスやオイルのように補給の必要がございません。このように高い性能と併せそのメンテナンスフリーとなる特性から、自動車・建設機械・産業用ロボットなどで幅広く使用していただいております。 コーティング剤の基本構成は、樹脂製バインダーに二硫化モリブデンを分散させています。このバインダーの種類により、塗料の性能を変えることが可能となります。

弊社で取り扱っているフッ素系コーティング材は、金属全般に施工することが可能です。コーティングの主たる性能は、その低い摩擦係数に由来する潤滑性の付与ですが、その他にも、耐摩耗性の向上。耐食性の向上。制振性の付与。撥水性、撥油性の付与等が挙げられます。また、最近では電蝕防止の目的での施工も増えてきております。 本製品は、乾性潤滑被膜と呼ばれており、従来グリスやオイルで行ってきた潤滑と同様の効果を有します。グリスやオイルの方が潤滑性能は高めになりますが、乾性潤滑被膜はグリスやオイルのように補給の必要がございません。このように高い性能と併せそのメンテナンスフリーとなる特性から、自動車・ＯＡ機器・家電などで幅広く使用していただいております。 コーティング剤の基本構成は、樹脂製バインダーにPTFEを分散させています。このバインダーの種類により、塗料の性能を変えることが可能となります。

“焼結部品の切削時、仕上げ面にバリが発生するため、被削性を 向上させたいが加工条件の変更や切削油の変更などは手間がかかる為、 他に良い方法がないか”という悩みを抱えておられました。 焼結部品は微細な空孔を有する素材の断続加工であるため、切削面に 摩擦熱が生じやすく塑性変形に繋がり、バリ発生の原因になりますが、 樹脂含浸処理により空孔を埋める事で、摩擦熱の発生を抑え、被削性が 向上します。 樹脂含浸処理を採用してから、仕上げ面のバリがほとんど発生しなくなり、 加工不良が低減されました。 【事例概要（抜粋）】 ■課題 ・焼結部品の切削時、仕上げ面にバリが発生するため、被削性を向上させたいが 　加工条件の変更や切削油の変更などは手間がかかる ■解決策 ・樹脂含浸処理により空孔を埋める事で、摩擦熱の発生を抑え、被削性が向上 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

積層ヨークでは、腐食から守る為や絶縁目的の為などに、コーティングを 行っているがコーティング膜にピンホールが発生してしまい不良になって しまうので、歩留まりを向上させるいい方法は無いかという悩みを抱えて おられました。 そこで当社で、樹脂含浸処理を行い、積層間の隙間を封孔しピンホールの 発生を防ぎました。 その結果、「2割から3割発生していた不良がゼロになり、大変助かりました」 とお喜びの声をいただきました。 【事例概要（抜粋）】 ■課題 ・積層ヨークでは、腐食から守る為や絶縁目的の為などに、コーティングを 　行っているがコーティング膜にピンホールが発生し不良になってしまう ・歩留まりを向上させるいい方法は無いか ■解決策 ・樹脂含浸処理を行い、積層間の隙間を封孔しピンホールの発生を防止 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

“ネオジウム磁石の強度が足りなく、お客様のスペックを満足できないので 何かいい方法はないか”という悩みを抱えておられました。 そこで当社では、接着剤に近いグレードの含浸剤で、樹脂含浸処理を 行う事により、強度UPを行いました。 樹脂含浸処理後の部品を試験した結果、圧環強度が1.2～1.5倍程度向上され、 これにより、お客様のスペックも満足できました。 【事例概要（抜粋）】 ■課題 ・ネオジウム磁石の強度が足りなく、お客様のスペックを満足できない ■解決策 ・接着剤に近いグレードの含浸剤で、樹脂含浸処理を行う事により、 　強度UPを行った ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

“建機に使用する樹脂コネクタの金属端子から水が入り、接点不良が 生じるのを防ぎたいが、既に図面はお客様に承認されているので、 図面を変更せずに封孔性だけ寄与したい”という悩みを抱えておられました。 そこで当社は、樹脂接着用の含浸剤を使う事により既存の設計された部品へ プラテクト処理（樹脂部品への含浸処理）を行うことをご提案。 その結果、密閉性が向上し接点不良による異常発生が低減され品質が 向上されました。 【事例概要（抜粋）】 ■課題 ・建機に使用する樹脂コネクタの金属端子から水が入り、接点不良が 　生じるのを防ぎたい ・既に図面はお客様に承認されているため、出来れば図面を変更せずに 　封孔性だけ寄与したい ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

“自動車の内部部品で、摺動性が欲しいが、衣服に接する可能性が ある為、潤滑油が使えないので何か良い方法はないか”という悩みを 抱えておられました。 そこで当社は、摺動部へ乾性潤滑コーティングを行いました。 乾性潤滑被膜は、その名の通り乾いた塗膜となっている為、 衣類に触れても付着することはありません。 その結果、求めていた効果が得られ大満足していただき、摺動抵抗が 小さくなったことで操作性も良くなり、より製品の付加価値が高まりました。 【事例概要（抜粋）】 ■解決策 ・摺動部へ乾性潤滑コーティングを行い、摩擦抵抗を抑えることで、 　摺動性を向上させることが可能 ・乾性潤滑被膜は、その名の通り乾いた塗膜となっている為、 　衣類に触れても付着することは無い ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

“計量化の為に一部の部品を樹脂製のギヤに変更したが、 金属製ギヤとの間で強度差があり、樹脂ギヤが摩耗してしまう” という悩みを抱えておられました。 そこで、金属製のギヤの方に乾性潤滑コーティングを施しました。 その結果、樹脂ギヤの寿命が延びたことによりユニットの寿命 が大幅に伸び、樹脂ギヤ起因と思われる発塵も減り、予想以上の 効果となりました。 【事例概要（抜粋）】 ■課題 ・計量化の為に一部の部品を樹脂製のギヤに変更したが、 　金属製ギヤとの間で強度差があり、樹脂ギヤが摩耗してしまう ■解決策 ・金属製のギヤの方に乾性潤滑コーティングを施す ・摺動がスムーズになり、樹脂ギヤの摩耗を抑えることが出来る ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。