物流自動化は「統合制御」の時代へ|Mujin・Exotecから見た工場最適化
物流・倉庫自動化ソリューションを展開するMujinの展示を見学しました。
最も印象的だったのは、自動化の競争力がロボット単体の性能ではなく、複数の機器をいかに統合し工場全体を最適化できるかへ移っている点です。Mujinは独自開発のMujinOSを中核に、異なるメーカーのロボット・AGV・ビジョンシステムを統合制御し、デジタルツインで自律的な動作生成と全体最適化を実現していました。自社のパレタイズロボットは、3Dビジョンと独自アルゴリズムでティーチングなしに積み付け順序や軌道を自動生成し、多品種・変種変量生産に対応します。展示では画像認識からピッキングまでが滑らかで、ワーク位置のばらつきにも柔軟に追従し、部品供給や工程間搬送への応用も期待できます。
会場で紹介されたフランス発の自動倉庫Exotecは、搬送ロボットがラックを上下移動できるため、スタッカークレーン不要で高密度保管を実現し遠隔監視による保全性も高い一方、可搬重量は約30kgと軽量ワーク向けでした。
生産ラインの構想設計から立上げまでを一貫して手掛けるテルミックスは、これらを工程全体に統合し、生産と物流をシームレスにつなぐ提案を進めてまいります。

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