リクロッカ内蔵の12G UHD-SDIデュアル出力ケーブル・ドライバ 『LMH1228』
『LMH1228』デバイスは、リクロッカを内蔵した低消費電力12G UHD-SDI デュアル出力ケーブル・ドライバ。 最大11.88GbpsのSMPTEビデオをサポートし、4K/8Kアプリケーション用の UHDビデオに対応します。広範囲のクロック・アンド・データ回復(CDR)回路により、 オンチップのリクロッカは11.88GbpsまでのすべてのSMPTEビデオレートを自動的に 検出し、ロックします。ホスト側には追加のリクロックされた100Ωドライバ出力があり、 監視や信号分配を行います。さらに、リクロッカは高周波数のジッタを減衰させ、 クリーンで低ジッタのクロックを使用して、データを完全に再生します。 また、ループ・フィルタも組み込まれており、入力リファレンス・クロックは不要です。 LMH1228は内部的なアイ開口部モニタ、CDRロック表示、入力信号検出、ハードウェア 割り込み用のプログラム可能なピンを備えており、システムの診断やボードの起動を サポートします。単一の2.5V電源で動作。パッケージは小サイズの5mm角32ピンWQFN。 ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【特長】 ■ST-2082-1(12G)、ST-2081-1(6G)、ST-424(3G)、 ST-292(HD)、ST-259(SD)をサポート ■DVB-ASIおよびAES10(MADI)と互換 ■内蔵リクロッカにより、SMPTEレートを11.88Gbps、5.94Gbps、 2.97Gbps、1.485Gbps、またはDivide-by-1.001サブレート、 270Mbpsにロック ■アイ開口部モニタ(EOM)内蔵 ■デュアル差動出力ケーブル・ドライバ ■オンチップの75Ω終端と復帰損失補償ネットワーク ■アダプティブPCB入力イコライザ ■リクロックされた100Ωループバック出力 ■75Ω出力での自動スルーレート制御 ■75Ω出力での自動プリエンファシスおよび出力振幅 ■100Ω出力でのデエンファシスと出力振幅をプログラム可能 ■自動パワーセーブ機能 ■75Ωと100Ω出力での極性反転 ■ENABLEピンによるパワーダウン制御 ■単一の2.5V電源:消費電力305mW(代表値) ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■SMPTE互換シリアル・デジタル・インターフェイス、 UHDTV/4K/8K/HDTV/SDTVビデオ、放送用ビデオ・ルータ/スイッチャ/分配アンプ、 モニタ、デジタル・ビデオ処理/編集など ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】