石川式そば2号は多くの老舗名店でご利用頂いており、小さいそば粉の玉が徐々に大きなそば玉になる理想の水回しを実現します。
【特長】 ・高粘度状態に対応した2本乳棒構成による“そば玉”の最適混錬 従来の4本乳棒構成では対応困難であった、そば粉と加水後に形成される“そば玉”の高粘度状態に対し、乳棒を2本に絞ることで適切な練り圧と撹拌空間を確保。 ・手打ち職人の作業感覚を再現する受動的乳棒自転機構 乳棒の受動的な自転により、そば粉と水の一体化を丁寧に進行させる繊細な混錬を実現。 過度なせん断や熱の発生を避けながら、手打ちの「水回し」工程を安定して再現する設計で、製麺品質の再現性が飛躍的に向上。 ■好適使用事例 ・十割そば・在来種そばの「高粘度水回し」工程への対応 一般的なそばよりも水回しが難しい十割そばや、地域在来種のそば粉は、粘度が高く水分の吸収バランスも繊細。 蕎麦2号機は、2本乳棒と受動的自転により、こうした扱いづらいそば粉にも対応し、試作から少量生産まで再現性ある混錬が可能。 伝統品種の再評価や地産地消商品開発の現場で活用されている ・「手打ちそば」と表示することが出来ます。* *生めん類の表示に関する公正競争規約 第4条に規定によります。
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基本情報
杵は2本付き 木杵先(樺桜) 石臼(花崗岩) 20リットル そば粉の量は0.5kg程度の少量から4.0kg程度までの対応が適当です。 石臼が杵回転方向とは逆方向に回転します。 各店舗、お店単位で出来立てのこだわり手打ち蕎麦(そば)打ちに好適な機械です。 おいしい手打ちそばをうつためにはそば粉を練る(水回しからくくりの工程)作業が重要であると言われています。石川式撹拌擂潰機 そば2号はこの重要な作業を人の手以上の品質で行います。 当製品は、そば打ちの作業の中で一番難しい水回しの作業を手際よく行います。 古くから伝えられているそば打ち技術の言葉に「一鉢二延し三包丁」があります。 鉢は木鉢の作業は木鉢でそば粉と水を混ぜ合わせてまとめ玉にすることで水回しのことです。延しは麺棒で薄く延ばすことで包丁は延したそば生地を包丁で切ることです。 手打ちそばの工程を大きく三つに分け、習得がむずかしい技術から並べたもので「一こね、二延し、三包丁」とも言います。 また、難易度をより強調するため「包丁三日、延し三か月、木鉢三年」という表現を使うこともあります。
価格帯
納期
用途/実績例
蕎麦(そば)の水回しからくくり(菊練り)作業 ・更科そば(そば粉10割)の湯練りも出来ます。 ・ゆずそば、茶そば、シソそば等の変わりそば打ちにもご利用頂けます。 食品を練る作業 砥石、研磨材等の粘度の高い材料の処理
詳細情報
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・鉢内径:527mm ・鉢深さ:246mm ・処理容積:20L ・装置幅:1070mm ・装置奥行き:630mm ・装置高さ:1140mm ・電源:200V 0.75kW ・鉢が強制回転します(擂潰処理を加速するため) ・鉢と逆方向に杵2本が回転します
カタログ(5)
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企業情報
弊社は、自動乳鉢の専門メーカーです。自動乳鉢(石川式攪拌擂潰機)の特徴は、独自技術により攪拌・(擂潰)擂り潰し・混合・混錬を一つの装置で同時に行うことができます。以下のような基本性能を有してます。 1.均一で精緻な混合が可能 ・粒度制御をしながら均一な混合ができる 2.粒径の均一化と制御が容易 ・微粉砕しながら、粒径を均一に整えることができる 3.材料の過度な劣化を防ぐ ・機械的なストレスが少ないため(マイルドな処理エネルギー)、過粉砕や化学変化を抑えつつ処理できる ・高エネルギー処理(ボールミルなど)では発熱による反応変化が起こるが、自動乳鉢では温度管理がしやすい 4.少量試作・実験向けに適している ・ボールミルやプラネタリーミキサーは大量の原料が必要 だが、自動乳鉢は最小0.5gの試作が可能 ・プロセスのスケールアップにも対応しやすい(小規模→大規模への適用が容易) 5.スラリー、ペースト、高粘度材料の処理も可能 ・乳棒回転のモータートルクが高いため、高粘度材料でも処理ができる