1990年代にMRI磁石の磁場マッピングに革命をもたらした MFC3045磁気フィールドカメラに改良を加えた後継機種です。
MRI等では数ppm以内の非常に均一な磁場が必要です。NMRはその精度で磁場フィールドマップを提供できる唯一の磁気測定技術です。 従来のMFC3045は、磁場のマッピングの所要時間を数時間から数分に短縮し、位置決め誤差は1mm以下、ヒューマンエラーやドリフト誤差を無視できるレベルに抑えた画期的な製品でした。 このMFC2046は、従来のMFC3045の良さを引き継ぎつつ、以下の改良を図った新製品です。 ・マッピングできる磁場強度の上限を、7Tから30Tに拡大 ・マッピングできるボア径の最小値を、220mmから40mmに縮小 ・プローブ・アレイに搭載できるNMRプローブ数を、32から255に拡大
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基本情報
◆比類なき精度と速度 ・高度なNMR技術で、10ppbの分解能を提供 ・機械的位置決め精度が高く、全体的な位置決め誤差は1mm以下 ・数十点のプローブ・アレイでも、マッピングは5分以内に完了 ◆超強磁場への対応 ・MFC2046は、0.2T~30T(1.1GHz)の磁場をマッピング (MFC3045は 7Tまで) ◆小ボア径MRIに対応したプローブ・アレイ ・最小40mmのボア径の磁石がマッピングで可能 (MFC3045は最小220mm) ・MFC9046は、150mm~600mmのDSV(静磁場均一性)を持つ全身用MRIに対応 ・MFC9146は、四肢MRIや小動物用MRIに対応 ◆PCとの接続が容易 ・USBまたはEthernet
価格帯
納期
用途/実績例
◆MFC9046 プローブ・アレイ ・150mm~600mmのDSV(静磁場均一性)を持つ全身用MRI ◆MFC9146 円筒型プローブアレイ ・四肢用MRI ・小動物用MRI
ラインアップ(5)
型番 | 概要 |
---|---|
PT2026 | メイン・ユニット |
MFC9046 | プローブ・アレイ |
MFC9146 | 円筒型プローブ・アレイ |
FCA7046 | フィールドカメラ・アンプ |
RB8045 | リモート・コントローラ |
カタログ(12)
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企業情報
大栄無線電機では、欧米の高性能計測器・デバイス・分析機器を輸入販売し、自社で技術サポートもしています。 ◆磁場測定機器 ◆時間-デジタル変換器(TDC) ◆ディレイ/パルス発生器 ◆電荷感応型プリアンプ ◆放射線計測入門システム など、「目に見えない現象を精密かつ正確に測定する」試験や実験に役立つ多彩な製品を扱っています。