加熱することで用意にはく離が可能になる粘着シート。しっかり固定しても熱をかければすぐ剥がれる優れモノ!電子部品の製造効率化に!
Nittoの熱はく離シート「リバアルファ」は、常温では粘着力があり、加熱するだけで簡単にはがすことができるユニークな粘着シートです。 電子部品の各種製造工程で自動化・省人化に大きく貢献しています。 ■熱はく離とは 各種部品やデバイスの加工時には強固に接着し、加熱処理後は接着力がなくなり自然にはく離できることが望まれるプロセスをターゲットとして開発されました。常温では通常の粘着シートと同じように接着。はがしたい時は、加熱するだけで粘着剤層が発泡して接着面積の低下により粘着力が低下し、自然はく離が可能となります。 ■熱はく離の仕組み 熱はく離粘着剤層には、熱を加えると膨張するカプセルが入っています。このため、熱を加えるとカプセルが膨張して熱はく離粘着剤層の表面が凹凸になり、粘着力がなくなって被着体を自然にはがすことができます。
この製品へのお問い合わせ
関連動画
基本情報
■特徴 ・常温では、通常の粘着シートと同じように接着し、はがしたい時には加熱するだけで簡単にテープをはがすことができます。 ・シート・ロール・ラベルなどの加工形状が選択できます。 ・はく離時の加熱温度を選択できます。 ・一定の温度で確実にはがすことができるため、自動化・省人化に貢献できます。 ・テープをはがすときに被着体にダメージを与えません。 ■製造効率化のメリット ・加工時に被着体を確実に固定できるため、位置ズレが防止でき、加工精度が向上します。 ・長尺のテープ状で使用できるため、製造工程の連続化が可能。加熱で瞬時にはく離できるので、生産性向上に大きく貢献します。また、はがす手間がかからず省人化を推進します。 ・ワックスや接着剤を使用した場合、はく離作業後、溶剤などでこれらを除去する洗浄工程が必要ですが、リバアルファは洗浄工程が不要なドライ方式です。ドライ環境で、不純物混入や外部汚染を最小限に抑えます。 ・力をかけずに自然はく離が可能なため、ワークを傷つけることがなく、歩留り向上に貢献します。 ※品番の選定等、詳細につきましてはお気軽にお問合せ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
●電子部品ダイシング時仮固定用 ●位置ずれ防止の仮固定用 ●チップ部品の転写用途 各種仮固定、転写、キャリア、マスキング、保護、塗膜加工など
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は、Nitto(日東電工)グループの中において住環境事業を担う企業であり、さらにはMRO事業、インフラ事業など社会経済に幅広く関わる重要な事業活動を行っています。 販売製品も400社余りの関連メーカー品や機能性加工品など多岐に渡り、「お客さまの声をカタチに」変えて、スピーディーに対応するノウハウを備えています。 『会社概要』 社名 :日東エルマテリアル株式会社 Nitto L Materials Corporation 設立 :1979年 6月1日 ※旧社名(株)エル日昌 2015年より社名変更 資本金:8千万円(日東電工株式会社100%) 年商 :122億円(2023年度) 社員数:100名