技術資料 加工技術(鍛造)
加工を受けた製品は、組織が微細化し、耐摩耗性がよくなります。
金属材料(炭素鋼・ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属)を金型を用いて圧縮成形 (弾性限界を超える外的な力を与え、永久ひずみを起こして望む形状や寸法に加工)するのが鍛造です。 加工を受けた製品は、組織が微細化し、耐摩耗性がよくなります。 金属繊維(ファイバーフロー)が断ち切れていないことや、 加工硬化による強度上昇によって、軟質材の場合には被削性向上などの利点があり、 兼価な素材の使用や、熱処理の省略ができる場合もあります。 この加工法の優れている点は、1分間に数個~数百個と言う高い能率で、 素材から最終形状またはそれに近い状態にまで加工できるところです。 また、成形精度が高く、後工程での加工が少なくなります。 鍛造を温度別に大別すると「熱間鍛造」・「冷間鍛造」・「温間鍛造」の3つに分かれます。 鍛造はいろいろな変形様式を含み、その中に端面矯正・前方押出し加工・後方押出し加工 据え込み加工(アプセット)・穴抜き加工(ピアシング)打ち抜き加工(トリミング)等があります。 ※詳しくはPDFをダウンロード頂くか、お問合せ下さい。
- 企業:大阪フォーミング株式会社
- 価格:応相談