塗膜が爪で傷つく原因とは?硬度不足と焼付
納品後に爪で傷が付く塗膜。塗料の性能ではなく焼付の品温と時間に原因があります。
納品先で爪の跡が付いたと言われた。 塗料の硬度ではなく、焼き足りていない可能性があります。 ────────────── ■発生原因 硬度不足は樹脂の架橋反応が完了していない状態です。 焼付は設定温度に達した時点からではなく、部品自体が所定温度に達してから時間を数えます。 ■真相 炉の設定が180度で20分でも、肉厚部品は品温到達に10分かかります。 実質の焼付時間は10分しかなく、硬化が不足します。 ■改善策 熱電対を製品に取り付け、品温が規定に達してからの保持時間を管理します。 肉厚差の大きい製品はロットを分けます。 品温管理と焼付時間の設定資料をご活用ください。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談