AI画像検査ソフトでクリップの変形による形状不良の検査を行います!
リフォームやリノベーションを手掛けるメーカーからクリップの変形の検査の依頼です。振動で検体を1個ずつ落とす⇒ベルトコンベアーでカメラ部まで動かす⇒カメラで判断し選別する⇒ベルトコンベアーがOK品とNG品を二手に分けるといった検品システムを具体的にイメージされていました。
【検査設定と検査結果】
お預かりしていたサンプル品にて形状不良の検査を行いました。 上からと横からの 2 パターンで検証をし、上から OK 品と NG 品を識別することが可能でし た。 横からの検査は、「端部分の角度」とクリップ部分の「隙間」、「ねじれ」の検出が可能でした。左の画像では3種類を検出しています。右の画像では分けたラベルを表示しています。OKは数量に指定なく「OK」 不良は0~0まで「OK」(一つでもあったらNG)の設定です。
【使用したソフトと機器】
使用ソフト:DeepSky学習版
視野範囲:約40 x 30mm
検査対象の最小サイズ:30mm
検査個所数:3ヶ所
カメラ解像度:130万画素
レンズ焦点距離:25mm
レンズと製品との距離:約170mm
照明:室内蛍光灯