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焼入れ焼戻しにより硬度を高めているため、ばねや各種刃物、ブレードなど、高硬度を要する用途に熱処理をすることなくお使いいただけます。 みがき特殊鋼の中でもSK材(炭素工具鋼)は、加工性や焼入れ性、価格といった面で焼入れ鋼帯に広く使われています。 焼入れ加工そのものは外注先にて行ないますが、素材から加工後まで最終的な品質保証は当社で行ないます。
普通の製造条件で作られた一般鋼材は、その製鋼過程で多少の非金属介在物の混入は避けられず、信頼性が要求される用途では時として問題になる場合があります。 MB-1, M1, M2は、SK95をベースにメリヤス針や繊維機械部品向けに独自に開発された当社オリジナル鋼種で、成分調整や製鋼工程において介在物を抑制し、清浄度を高めています。また、MnやCr、Moなどの添加や厳密に金属組織をコントロールすることで、耐疲労特性、耐摩耗性などの向上も図った材料です。
炭素鋼のように、熱処理によって硬化するものは少なく、析出硬化系と中~高炭素クロム系ステンレス鋼に限られています。 マルテンサイト系ステンレス鋼は、ステンレス鋼でありながら炭素含有率を高めているため、炭素鋼同様に焼入焼戻処理により非常に硬化させることができます。 この材料を焼入れして使われるお客様のほとんどが、各種製品に成形加工後に熱処理を施して使用されていますが、近年、合理化を目的として加工設備や加工技術が進歩したことにより、ハード仕上げの鋼帯や焼入鋼帯のように極端に硬い材料でも連続プレス、あるいはカッティング等によるバラツキの少ない能率的な製品を作ることが可能となりました。 そのため、製品に加工してからの熱処理は品質管理や作業管理が繁雑であり、生産性も低いことから、成形加工後の焼入れに代わって焼入済みの鋼帯に素材を切り替える傾向が強まっています。 当社では、ステンレス特有の性質と硬さ、さらに高品質を求めていらっしゃるお客様のご要望にお応えし、焼入済みのステンレス鋼帯を提供しております。 ※SUS420J2の焼入れ加工は基本上海工場で行ないます。 詳しくは関連リンク、またはお気軽にご連絡下さい。
マルテンサイト系に分類されるステンレス鋼で、焼入れができるという点が最大の特徴です。 炭素の含有量が多く、加工後に焼入れを行なっていただくことで非常に高い強度を得ることができ、焼戻し条件の調節により幅広い機械的特性を得ることが可能です。 また、高い耐熱性や加工硬化を得ることができるため、用途欄にあるようなさまざまな分野に利用されています。 しかしながら、炭素の割合が高いため、ステンレス鋼の中では最も錆びやすいという欠点はあるため、鉄に準じた防錆処置が必要となります。 詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
析出硬化系ステンレス鋼は、ステンレス鋼としての耐食性※1を有しながら、析出硬化(時効硬化)※2を利用して強度を高められる材料です。 特にSUS631においては、焼鈍(固溶化熱処理)状態では軟らかい準安定オーステナイト相であるため、オーステナイト系ステンレスと同様に複雑な加工にも耐えられる上 、加工後に析出硬化(熱処理)を起こさせることで強度を向上させることができる、加工性と高強度の相反する特性を熱処理によって得られる鋼種です。 当社では、SUS631(17-7PH)、SUS632J1(15-7PH)、TOKKIN 350の3種類を取り扱っており、お客様の用途や加工方法に応じて鋼種のご提案が可能です。 ※1 系統ごとの一般的な耐食性順位は、オーステナイト系>析出硬化系>フェライト系 となります。 ※2 析出硬化とは、固溶化熱処理の後、時効処理(析出硬化)を人工的に行うことをいい、本ページで紹介しているステンレス鋼の600番台やマルエージング鋼などが代表的です。 詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
オーステナイト系ステンレス鋼の代表鋼種であるSUS304のニッケル(Ni)含有量を高め、更にモリブデン(Mo)を添加することで耐食性を向上させた鋼種です。 SUS304にNi増加、Mo添加=SUS316・・・耐食性向上(孔食や応力腐食割れなど) SUS316にNi高め、C低減=SUS316L・・・+粒界腐食性向上 ※SUS316Lの“L”はLow carbonを表しています。 また、高耐食ステンレス鋼はC量が低くNi量が多いので、焼鈍状態の硬さが低く加工硬化が少ないため、絞り用途としても向いています。 なお、固溶化熱処理状態では非磁性ですが、強加工により弱い磁性を持つようになりますので、注意が必要です。 この鋼種は、薄板ステンレス鋼の中では比較的流通量が少ないため入手しにくい材料ですが、当社ではこのような材料もカスタムスペックで製造しています。 板厚0.10mm未満の箔、特殊寸法、硬質仕上げ、短納期、小ロットなど、お気軽にご相談ください。 詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
オーステナイト系ステンレス鋼の代表鋼種であるSUS304は、固溶化熱処理状態では非磁性ですが、冷間加工によりマルテンサイト変態をするため磁性を帯びる(磁石に付き易くなる)ようになります。そのため、非磁性を維持するために加工率を低く抑えたり、強度を犠牲にするなどの課題がありました。 非磁性ステンレス鋼は、冷間加工でマルテンサイトが誘起されない(されにくい)よう調整された鋼種のため、加工後も非磁性を維持できる材料となっています。加工方法や要求非磁性レベルなど、ご使用状況に応じた鋼種をご提案いたします。
当社では、SUS301、SUS304、SUS631、SUS632J1、SUS420J2の5つの鋼種を取り扱っており、用途や目的、要求特性に応じて鋼種を選定いただけます。 ステンレス箔をはじめ、一般的に流通していない仕様(板厚や調質)も小ロットから受注生産しておりますので、最適な状態でのご提供が可能です。 詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
当社では板厚0.010~2.00mmの広範囲の板厚において、JIS規格や他社材では対応できない板厚公差をお受けしています。フープ材の全長においてばらつきの少ない高精度な板厚を保証いたします 高精度板厚材料を使用することで以下のようなメリットが見込めます。 (1) 研磨などの後工程の削減 厚み調整のために行われている後工程を削減することで、お客様での品質管理を容易にし、納期短縮、コストダウンが可能になります。 (2) 部品寸法安定による品質向上 厚さばらつきの少ない材料を使うことでプレスや絞り加工後の部品寸法のばらつきを低減することができ、歩留まり向上や選別の手間を削減できます。 (3) 強度や抵抗値のばらつきを低減 材料断面積の影響を受ける機械的強度や導体抵抗値などのばらつきを抑え、部品の品質向上が可能になります。 ※詳しくは関連リンクをご確認いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
軟磁性材料とは、外部磁場が加わると磁化されるが、外部磁場を取り去ると元に戻る材料を指します。透磁率μが大きく保磁力Hcが小さいという特徴を持ちます。着磁性、離脱性、磁気シールド特性に優れるため、モーターコアやシールドケース、デジタイザなどに使われています。 1つのデバイスに搭載される部品点数の増加により、高周波や磁場の影響を受け易くなっているため、このような特性の材料が求められるようになっています。 さらに、小型化や高強度化、耐食性などの要求も高まっていることを受け、軟磁気特性とこれらの特性を組み合わせた当社独自の材料の開発を進めています。 詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
焼入れにより高硬度を得られるため、カミソリ刃やカッター刃、医療用メス刃などの各種刃物に適した材料です。 当社独自の圧延技術と熱処理技術により、炭化物粒径を細かくコントロールすることで、焼入れ性や刃付け加工性、耐摩耗性の向上を図っています。 当社では、高炭素鋼だけではなく、ステンレス鋼各種も製造していますので、用途や特性に応じて最適な鋼種をお選びいただけます。
蛇腹を意味するベローズ(Bellows)には、溶接ベローズや成型ベローズなど製造方法によっていくつかの種類があります。 ベローズは、気体や液体の密閉性を保ちながら柔軟に伸縮させることや曲げることができるため、圧力検出やシールに用いられます。金属ベローズは、強度、耐食性、耐熱性に優れるため、半導体製造装置の真空機器をはじめ、航空宇宙、医療分野など幅広く使用されています。 当社ではベローズ用材料として下記を取り扱っています。 TOKKIN 350, HC-22, HC-276, Alloy 625, SUS316L, SUS304L ※特性一覧等、詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
Ni、Co、Tiをベースにした材料で、ステンレス鋼よりも耐食性や耐熱性などに優れます。 特金グループは、徹底した品質管理のもと、欧州 RoHS指令に適合した製品を供給いたします。 【対応範囲(コイル・板・箔)】 以下の寸法範囲は、当社で製造する場合の目安です。 材質ごとに異なりますので、具体的な仕様がお決まりの方はお問い合わせください。 ■板厚:0.01mm~1.00mm ■幅:3mm~300mm ■最小ロット:50kg~ ■最短納期:3週間~ [調達品】 当社で製造する冷延帯以外にも、厚板やワイヤー、棒、極細パイプなど、国内外の協力会社からのお取り寄せにも柔軟に対応しています。 ■ワイヤー(線) ■バー(棒) ■パイプ(管) ※流動品のため調達可否はお問い合わせください。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
当社独自に考案された工法「JIN(ジン)」により、通常の製法では得られない高い強度と優れた加工性を併せ持つ材料です。 最大35000MPa%に達する耐力(YS)×延性(EL)バランスは世界最高レベルで、日本金属学会 第41回「技術開発賞」を受賞しています。 https://www.tokkin.co.jp/information/10235/ TOKKIN 350 JINとTOKKIN 301 JINの2つの鋼種でラインナップがあり、要求される特性値によってお選びいただけます。 SUS631やSUS632J1などの析出硬化系ステンレスの代替としても適しています。 【特長】 ■高強度と高延性を両立 ■機械的異方性が小さい ■設計自由度が高い ■加工後の熱処理不要 ■寸法精度が安定 ※詳しくはPDF資料・関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
板厚が0.1mm未満のものを一般的に箔(はく)と呼びます。 近年の部品設計は、軽・薄・短・小 の方向にあり、これらを実現するためには、既存材料の板厚を薄くすることが有効です。 そのため、最近では部品の低背化、軽量化、小型化を目的に、使用する金属材料の箔材への切り換えをご検討されるお客様からのお引合いも増えております。 当社では、ステンレス鋼はもちろん、普通鋼や炭素鋼などの鉄鋼材料から、ニッケル合金やコバルト合金、銅合金などの非鉄金属まで、当社で製造するすべての材質において箔材の製造が可能です。
『CSクラッド』は、金属粉末を超音波音域に加速し、固相状態のまま溶射する”コールドスプレー(低温溶射)”技術を用い、基材に被膜を形成させる新しいクラッド製法です。 部品への積層の他、コイルへの連続被覆ができ、加熱溶射に比べ、熱変質や空隙が殆どありません。 また、金属はもちろん、無機・有機材料にも成膜(金属)ができます。 【特長】 ■連続的な被膜 ■緻密な被膜 ■多様な成膜 ■短納期対応 ■板1枚、部品にも対応 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
小ロット・高品質! 塗装においてロールコーター方式を採用しているため塗膜厚みが安定しており、全面・ストライプ塗装と様々なバリエーションにて高品質を確保しています。 塗料を変えることで付与できる特性も変わります。 まずはご希望をお聞かせください。
各種金属鋼帯に溶融状態の半田をロール・コーター方式にてプレコートします。 境界面は拡散結合及びSnによる化学結合が生じ、強い密着性が得られます。ロール・コーター方式のため、両面・ストライプなど多様な仕様が可能です。 また、電気メッキでは対応できない、15~500μ厚の溶融半田加工も対応しております。
圧延時に材料表面に付着した圧延油を除去(脱脂)する設備です。 自社設計によるフープ材専用アルカリイオン水洗浄機を所有しています。 シャワー洗浄方式を採用したことで、アルカリイオン水でも十分な油分洗浄が可能であり、環境負荷も少ない洗浄機です。
冷間圧延(塑性変形)により変化した金属組織の回復や残留応力および歪の除去などを目的に熱処理を行います。当社では材質や目的に応じて、コイルのまま熱処理をするベル型炉、コイルを解いて熱処理をする連続炉を使い分けています。 また、長年培った冷間圧延と熱処理の技術で、金属組織(球状化炭化物粒径や結晶粒径)をコントロールいたします。 材料外観では見えない違いで「耐摩耗性」「焼入れ性」「加工特性」をコントロール! お客様の製品品質の向上に貢献いたします。 金属材料に理由の分からない違いを感じている方、一度弊社までご相談ください。 現物調査による原因調査もいたします。
冷間圧延は、常温の材料を回転しているロールの間に通し、上下の圧力により薄く延ばす加工方法で、大きな力を加えて加工する塑性加工の一つです。 当社では自社設計の圧延機 及び圧延機に組み込まれた圧下位置制御AGCプログラムにより、高精度での板厚コントロールが可能となりました。 <冷間圧延のメリット> 加熱した材料を圧延する熱間圧延に比べ、板厚の精度が良く、均一で、かなり薄い板厚まで加工することができます。 酸化被膜が生成されないため、光沢のある表面仕上がりを出すことができます。 内部組織を細かく均質にでき、部品加工後の安定化にもつながります。 機械的特性(HV, TS, YS, EL)をコントロールすることが可能になります。
プレス加工前のフープ材(コイル、帯)へのめっきにも対応しています。 めっき加工そのものは外注先にて行いますが、めっきの種類・数量・用途によって、最適な材料、最適な外注先を選定いたします。 もちろん、材料からめっき加工後まで最終的な品質保証は当社で行います。 当社のめっき加工の特長は以下の通りです。 (1) 素材も含めた一元管理ができます (2) めっき材に圧延と熱処理を組み合わせることで通常のめっき材より密着性が向上します めっき圧延加工材はこちら https://www.tokkin.co.jp/materials/hybrid/jlc/ (3) 多くのめっきメーカー様との取引実績により、最適なめっきメーカーを選定できます
抵抗材料とは、金属の中では電気を通しにくい(電気抵抗値が高い)ように成分を調整した材料です。 主に抵抗器などに使用される電気抵抗用材料と発熱体などに使用される電熱用材料の2種類に分類されます。 電気抵抗用材料は、金属の抵抗により電流の流れを制限するのに対し、 電熱用材料は、電流を流した際に金属の抵抗により発熱させる役割があります。 当社では、抵抗材料各種を小ロット、高品質で製造いたします。
エッジ加工とは、通常のスリットエッジ※1にさらに加工を施し、バリの除去を目的とした「ミミスリ※2」やエッジを丸める「ラウンドエッジ※3」での納品も可能です。 この加工により、材料幅やエッジ面をそのままご使用いただく用途にお使いいただけます。 また、エッジ面を平滑にすることにより、幅方向からの疲労破壊を防止でき、ばねの耐久性向上にもつながります。 ※1 スリットエッジ: スリット加工のみ(標準) ※2 ミミスリ: スリットで発生したバリをヤスリで除去したもの ※3 ラウンドエッジ: スリットで発生したバリはもちろん、ダレ側も加工したもの (円弧状の丸ラウンドエッジ、角丸状の角ラウンドエッジがお選びいただけます)
スリット加工とは、金属条の幅を切り揃える加工です。当社では、スリットのみの受託加工も1コイルから承っております。 永年の製造実績で培ってきた技術・ノウハウ、および材質に合った切断機を使用することで、高いスリット品質を保証いたします。 当社の受託スリットの特長は以下の通りです。 (1) 60種類を超える材質に対応します (2) 最新のスリット設備で高品質を約束します (3) 最新のバックアップシステムで納期を守ります こんなシーンでぜひご利用ください。 ・1コイルのみ幅直しをしたい ・広幅コイルから細幅コイルを複数条スリットしたい ・めっき材や金属箔などの特殊品スリットをお願いしたい
TDS-1は、「強度」「耐食性」「軟磁気特性」に優れた“高機能性フェライト系ステンレス鋼”です。 磁束密度が高く、保磁力が低いため、着磁性、離脱性、磁気シールド特性に優れます。磁気焼鈍を施すことにより電磁ステンレス鋼としてご使用いただけます。 TDS-1の主な特長は以下の通りです。 (1) 電磁ステンレス 磁気焼鈍を施すことにより電磁ステンレスとして使用できます。 (2) 耐食性 SUS430と比べて優れた耐食性を有しています。 (3) 42Niレベルの導電性 TDS-1の熱膨張係数は42Niと比較して半分程度ですが、導電性は同等であり、42Niからの切換で50%ものコスト削減が可能です。 (4) 切換実績多数 42Niやりん青銅、SUY、パーマロイ等、様々な鋼種からの切換実績があります。 当社では、0.10mm未満の箔や小ロットでの製造も可能です。
FS-1は当社独自鋼種で、フェライト系ステンレス鋼の代表鋼種であるSUS430にニッケル(Ni)を添加することで、フェライト系ステンレス鋼でありながら、ある程度の強度と耐食性を有する鋼種です。一般的な環境下で使用されるSUS304の代替としてもご使用いただけます。 FS-1の主な特長は以下の通りです。 (1) SUS430以上の成形性 SUS430より十分な成型性をもち、絞り割れを生ずることなく精度の高いプレス加工ができます。 (2) SUS304レベルの強度 FS-1はフルハードで、硬さHV330、引張強さ1100MPa(SUS304-3/4H相当の強度)まで得ることが可能です。 (3) Ni建値変動の影響なし ニッケル含有量が1%と僅かなため、ニッケル価格変動の影響をほとんど受けず、安定したコスト管理が可能となります。
超微細粒鋼とは、結晶粒を1um以下にまで微細化させた超微細組織を持つ材料です。 結晶粒の微細化により、以下のようなメリットがあります。 (1)高強度化 強加工により微細伸長粒組織に仕上げることで、強度を向上させることが可能です。これにより、部品の低背化、薄肉化による軽量化が実現できます。 (2)強度-延性バランス向上 強加工後の熱処理により等軸微細粒組織に仕上げることで、強度-延性バランスが向上します。これにより、強度を落とさずに様々な加工が可能となります。 (3)高疲労特性 通常粒よりも疲労特性が向上します。これにより、部品の長寿命化が可能です。 (4)高加工性 ■肌荒れの軽減 組織が微細なため、金属加工時の曲げ部表面の肌荒れを軽減することができます。 ■プレス時のせん断面が安定 組結晶粒の大きい通常材は、微細プレス加工をした際に結晶粒が脱落し、せん断面が平滑にならないことがあります。超微細粒鋼であれば、微細プレスせん断面の輪郭形状を安定させることができます。
OVIONEコート(オビワンコート)は、帯状の金属材料に樹脂を焼付けてプレコーティングした材料です。 この材料をプレス加工するだけで、金属と樹脂の性質を持ち合わせた材料を作ることができるため、工程の短縮・コストの削減・小型化などの要求の実現をいたします。 当社では、あらゆる金属に高精度でコーティングいたします。 オビワンコートで付加できる機能には以下のようなものがあります。 https://www.tokkin.co.jp/materials/hybrid/ovione/#coating-function ■絶縁性 ■はんだ濡れ上がり防止 ■マーキング ■低摩擦性 ■遮光性
SPCCは、JIS G 3141『冷間圧延鋼板及び鋼帯』に規定される鋼種で、極低炭素の鋼材で「普通鋼」とも呼ばれます。 低炭素のため加工しやすく、軟質仕上げにおいては絞り加工などにも向いています。 当社では、みがき特殊帯鋼製造で培った豊富な経験と技術を元に、市場流通量の少ない板厚t0.40mm以下の薄板やt0.099mm以下の箔、焼鈍仕上げ(A)~強圧延仕上げ(1B, 1D)も小ロットで製造いたします。 このような特徴から当社材の用途は、時計、カメラ、事務機、電気、自動車、その他特殊精密機械向けが多くなっています。
クラッドとは2種類以上の異なる金属を貼り合わせた材料のことで、単一材料では得ることが出来ない複合特性を持たせた高機能性金属材料です。 クラッドは、異種金属間の境界面が拡散接合(元素拡散によって合金化)しているため、めっきのように剥離の心配は少なくなります。 また、お客様における加工工程の省略、品質の向上、リードタイムの低減等、トータルコストダウンを実現することが可能です。
【イプロス初主催】AIを活用したリアル展示会!出展社募集中