アルモニコスの製品・サービス一覧

『spGate』は、製造業における「設計、解析、加工、検査」という 4つの主要なプロセスをつなぐために、データトランスレータの 進化形として開発されたオールインワンの製品です。 複雑に絡み合うこれらのプロセス間で、円滑なデータのやり取りを実現。 また、幅広いファイルフォーマットに対応しているため、新しい取引先の データ形式に合わせて高価なオプションを購入する必要がありません。 【特長】 ■PDQガイドラインに沿って不具合検出 ■CADシステムよりも簡単な不具合修正機能 ■簡略化で解析時間の短縮・機密保護 ■50,000面のCADモデルを瞬時に1,000面に ■シワ発生の有無をシミュレーション ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

3Dプリンターや3Dスキャナー、CAEソフトウェアから得られるSTLデータは、そのままではCADシステムでの編集が難しいという課題があります。CADシステムはIGES形式などのサーフェスデータを扱うことに長けており、STLデータの直接的な加工には向いていません。 この課題を解決するのがCADデータマルチ変換ソフトウェア「spGate」です。spGateはSTLデータをIGESデータに変換することで、既存のCADシステムでSTLデータを自由に編集することを可能にします。これにより、断面形状の作成や輪郭の抽出など、CADシステムの得意な処理をSTLデータに対して行うことが可能になります。 【特徴・メリット】 ・STLデータをIGESデータに変換し、既存のCAD環境での編集を可能にします。 ・ポリゴン削減、スムージング、穴埋め、部分削除など、豊富なSTL編集機能を搭載。 ※詳しくは以下のページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

企業が複数のCADソフトを導入している場合、それぞれの保守費用や運用管理の煩雑さが増大するという課題があります 。 高額な保守契約やソフトウェア更新費用は、経済的な負担となりがちです 。 「spGate」は、この課題に対し、単一ソフトで多様なCADフォーマットに対応することで、これらのコストと手間を大幅に削減します 。 例えば、年間271万円かかっていた複数CADの保守コストを、spGate一台で年間38万円に抑え、約85%の削減を実現した事例もあります 。 【特徴・メリット】 ・保守コストの一本化：複数のCADライセンス保守費用をspGateに集約 ・運用管理の簡素化：多様なCADフォーマットにspGate一つで対応、複数のソフトウェア管理・運用にかかる手間を軽減 ・幅広いフォーマット対応：CATIA, NX, Creo, ALIAS, Rhinoceros, Maya, CAM-TOOL, IGES, STEP, STLなど、主要な3次元CADデータ形式に標準対応 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

大量かつ大容量のCADデータを個別に変換する作業は、非常に時間がかかり、業務の効率を低下させる要因となります。 「spGate」に付属するユーティリティソフト「spGate-Job-Manager」は、この課題を解決するために開発されました。 複数の変換指示（ジョブ）を一括で登録し、夜間などのオフピーク時間に自動処理を行うことが可能です。 これにより、日中の作業を中断することなく効率的にデータ変換を進められ、工数削減と生産性向上に貢献します。自動ヒーリングの有無も指定できます。 【spGate Job-Managerの特徴】 ・夜間自動変換：業務時間外に処理を行うことで、日中のPC利用を妨げません。 ・自動ヒーリング制御：ジョブ登録時に自動ヒーリングの実行有無を設定可能です。 ・一括ジョブ登録：同じ変換タイプであれば複数のジョブを一度に登録できます。 ・多様な処理に対応：データ変換だけでなく、CADモデルの干渉領域のIGES出力や陰面除去など、他の処理にも活用できます。 ※詳しくは以下のページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

CADデータは通常、新しいバージョンでは古いバージョンのファイルを開けますが（上位互換）、古いバージョンで新しいバージョンのファイルを開くこと（下位互換）はできません。 これにより、異なるバージョンのCADを使用している取引先との間でデータ連携に課題が生じることがあります。 「spGate」は、このCADデータのバージョン互換性問題を解決するための強力なツールです。 最新バージョンのCADデータを開き、それを古いバージョンのCADシステムで読み込める形式に変換することが可能です。 お使いのCADシステムのバージョンに関わらず、スムーズなデータ交換と協業を実現し、ファイル変換に伴う時間的ロスや手間を大幅に削減します。 【特徴】 ・新旧CADデータ互換：新しいバージョンのCADデータを、古いバージョンのCADで開ける形式に変換します。 ・中間ファイル対応：IGESやSTEPといった中間ファイル形式もサポート ・ソリッドカーネル互換：ParasolidやACISなどのソリッドカーネルにも対応 ※詳しくは以下のページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

プレス金型メーカーのB社では、曲面の微妙なひずみが放置されると後工程で大きな問題を引き起こす懸念があり、原因分析と可視化が求められていました。 CAD上で作成されたモデルでは通常ひずみは発生しにくいものの、「見込み変形」などで制御点を増やすと局所的に曲面のひずみを生じさせてしまいます。 【spGateによる検出手法】 JAMA/JAPIA策定のガイドラインに基づき、サーフェス間の折れや微小パッチ、自己干渉、最小曲率半径などのチェックを実施。 さらに、視認性を高めるゼブラマッピングに加え、ポリゴン化して曲率変化をカラーマップ表示することで、X軸・Y軸方向だけでなく任意方向での不具合検出が可能になります。

spGateのボクセル化機能は、複雑で重たいCADデータをラフな立方体（ボクセル）モデルに変換し、機密保持やデータ軽量化に役立つ機能として活用されています。 しかしその用途はそれだけにとどまりません。形状をあえて簡略化するこの手法を応用することで、内容物の概形を把握し、それに沿った梱包材設計にも展開可能です。

CAMでNCデータをスムーズに生成するには、元となるCADデータの品質と形式が極めて重要です。 spGateは、CADからCAMへの橋渡しとなるデータ変換・修正ソフトとして活用いただけます。 設計部門から受け取った3Dモデルに、以下のような問題が含まれていると、加工段階でトラブルにつながることがあります。 ・面の隙間や不連続なエッジ ・曲率の乱れや歪んだ曲面 ・制御点が多すぎる高密度面 これらはCAMでのツールパス生成時に異常動作やパスの乱れを引き起こし、NCデータの精度や加工品質の低下につながるリスクがあります。 spGateは、これらの問題を事前に検出し、自動でヒーリング処理を実施。 さらに、変換や修正処理をバッチ実行で自動化できるため、複数のCADデータを効率的に処理し、加工現場での手戻りを削減します。 実際にspGateを導入し、NCデータ作成のトラブルを大幅に削減した事例を以下のページでご紹介しています。 ぜひご覧ください。

取引先とCADデータをやり取りする際には、使用しているCADの種類やバージョンの違いに注意が必要です。 取引先から受け取ったデータのフォーマットに対応するCADを持っていない場合、そのままではデータを開けません。 さらに、対応しているフォーマットであっても、読み込むと面が細かく分割されるなどの不整合が発生することがあります。 このような場合は、トランスレータソフトを使って読み込み可能な形式に変換したり、CAD上で不整合を修正（ヒーリング）したりする必要があります。 spGateは、CADソフト間でのデータ変換・修正を強力にサポートするソフトです。 幅広いフォーマットに標準対応しているため、複数の取引先に対応するために高額なオプションを追加購入する必要はありません。 さらに、強化されたヒーリング機能により、変換品質の向上と修正作業の大幅な削減を実現します。 実際にspGateを導入し、データ受け渡しの課題を解決した事例を以下のページで紹介しています。 ぜひご覧ください。