アナログバイポーラ・ホール効果センサ『DRV5053』
『DRV5053』は、全温度範囲で感度の安定性が高い磁気検知ソリューションを提供する チョッパ安定化型ホール効果センサ。 逆電圧の状態、ロード・ダンプ、出力短絡や過電流に対する内部的な保護機能を搭載しています。 磁場方向検出で、両方の極に対して同じ反応を示します。周囲の磁束密度がBOP閾値を超えると、 オープン・ドレイン出力がLOWに変化します。磁場がBRP未満に低下するまで出力はLOWに維持され、 その後で出力がハイ・インピーダンスになります。 出力電流シンクの容量は30mAです。動作電圧が2.5V~38Vと広く、-22Vまでは逆極性保護されるため、 広範な産業用アプリケーションに最適です。 ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【特長】 ■優れた温度安定性:全温度範囲でBOP±10% ■複数の感度オプション(BOP/BRP) ・±3.5/±2mT(FA) ・±6.9/±3.5mT(AJ) ■N極とS極の磁場を検出 ■広い電圧範囲 ・2.5V~38V ・外部レギュレータ不要 ■広い動作温度範囲:TA=-40℃~+125℃(Q) ■オープン・ドレイン出力(30mAシンク) ■高速な電源オン時間:35µs ■小サイズ・パッケージ ・表面実装の3ピンSOT-23(DBZ):2.92 × 2.37mm ・スルーホールの3ピンTO-92(LPG):4.00 × 3.15mm ■保護機能 ・逆電圧保護(最大-22V) ・40Vまでのロード・ダンプをサポート ・出力短絡保護 ・出力電流制限 ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■ドッキング検出、ドアの開閉検出、近接検知、バルブの位置決め、 パルス・カウントなど ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】