透過型電子顕微鏡(TEM)の観察を安定化。自然空冷のみで冷却し、ドリフトも抑制。カスタムOK
『ペルチェ式加熱・冷却TEM試料ホルダー』は、ペルチェモジュールを 冷却素子として使用しているため、機械的な振動を抑制できる製品です。 大型の放熱フィンを搭載しており、自然空冷のみで試料温度-20℃を実現。 試料の装着部分は周囲の熱を遮断できる構造で、 温度安定後はドリフトが少ない状態で観察することが可能です。 【特長】 ■加熱・冷却温度範囲は-20~+100℃ (冷却温度は環境温度に依存します) ■試料用の電極の搭載など、カスタマイズに柔軟に対応 ■加熱・冷却以外の機能との組み合わせについてもご相談可能 ※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
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基本情報
【カスタマイズ例】 ◎大気遮断状態での試料搬送装置との組み合わせ ◎プローブ駆動機能との組み合わせ 【対応TEM】単機能の標準モデルの場合 日本電子製TEM(URP以上のポールピースギャップがある機種、超高圧電顕については未対応) ※その他のメーカー製のTEMについてはお問い合わせください。
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北野精機の歴史は研究開発用精密機器の提供を通して、 常に最先端の研究分野に貢献し続けてきた軌跡でもあります。 1958年(昭和33年)11月 精密機器の設計・製造・販売会社として設立されて以来、 大学・官公庁の研究所をはじめ民間企業の基礎研究所に 向けた実験機器の開発・製造を手がけ、その優れた品質 と信頼性には高い評価をいただいています。 特に近年、新素材やナノテクノロジー、フラットパネル ディスプレー、高温超電導、太陽電池、原子力、宇宙開発 など産業分野に必要不可欠な超高真空・極低温技術に ついては、他社に先駆けていち早く取り組み、その実験 環境づくりに豊富な技術・ノウハウを蓄積し、高度な性能・ 機能を凝縮した機器の開発・提供に結び付けています。 北野精機では、つねにユーザーである研究者の方々と 密接に連携し、研究・開発目的を的確にサポートする 機器を設計・開発。 部品づくりから各種処理、組立、検査・テスト、装置立ち 上げ、アフターサポートまでの一貫した体制で、高品質 の製品と良質な研究開発の実験環境を提供しています。