薄型チップソーで放熱板精度向上とコスト削減:ヒートシンク向け事例
刃先形状の最適化と特殊研磨で、カシメ部分の形状を安定化。放熱板の間隔を狭めて数量を増加し、加工精度向上とコスト削減を同時に実現。
ヒートシンクメーカーにおける、薄型成形チップソーを用いた溝加工の導入事例です。 同社では、ヒートシンクの溝が真直だとカシメ工程で歪みが発生し、加工部分が安定しない課題がありました。 さらに、冷却性能向上のため放熱板の間隔を狭くし、数量を増やしたいという要望もありました。 当社は、溝加工用のカシメ部分に角度を付ける設計を採用し、形状の安定化を実現。 独自の特殊加工機で研磨することで、従来の45°よりも鋭角な加工が可能となり、 放熱板の間隔を狭くして数量を増やすことができました。 その結果、加工精度の安定化と冷却性能の向上を両立し、さらに超硬メタルソー使用時のコスト負担も軽減できました。 ▼導入効果 ・カシメ部分の形状を安定化し加工精度向上 ・放熱板の間隔を狭め、数量増加に成功 ・超硬メタルソー使用時のコスト負担を軽減 <刃物のお悩み、KAMIYAで解決します!詳細は左のリンクから支援実績をご確認ください。>
- 企業:神谷機工株式会社 本社
- 価格:応相談