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当社では、1台～100台を超える変量ロットに対応できる仕組みが構築されています。写真はネットワーク機能を持つハイブリッドベンダーで折曲げ加工をした製品や部品の様子です。ベンドキャムでデータづくりを事前に行っておくことでロット品については大きく生産性が上がります。曲げ精度もあがり、熟練を要しないイージーオペレーションが実現できます。
いっけん同じように見える筐体でも屋内用、屋外用では設計構造が異なります。どのような目的のために、どのような仕様を構想するのでしょうか。 当社は創業以来、ロッカーや金庫等、屋内向けの筐体を多く設計・製造してまいりました。屋内向け筺体の特色としては、材料は主にSPCCを使用し、塗装はメラミン樹脂焼き付け塗装が主流になります。また構造上も防水機能を持たせる必要もなく、接合方法としてはスポット溶接での接合がメインとなり、板厚も0.8mmの鋼板を多く使用しています。
【セルスタッドとスタッド溶接の違い】 セルスタッド工法は所謂スタッド溶接とは大きく異なります。スタッド溶接は当社ではCD方式を使用していますが、交流電源から充電したコンデンサーを用いた溶接方法の一つです。一方セルスタッド工法は鋼板にあらかじめ開けた下孔にプレスで圧入する方法です。 【スタッド溶接のメリット・デメリット】 スタッド溶接は、母材に対する影響が少なく、表面の外観もほとんど変化がありません。外観を大切にしつつ、ネジの機能を持たせたい場合には有効な加工方法になります。但し強度面での安定に於いては信頼性が薄く、外れてしまう事もあります。
扉の開き方により、ロッカーの印象や空間の演出、使い勝手は大きく異なります。どのように使用する場合に、どういった設計を考えるのがよいのでしょうか。 ロッカーの代表的な構造として、【片開き】と【両開き】があります。幅寸法がW600～650以上あれば両開きを、それ以下であれば片開きを当社では通常選択しています。鍵構造は片開の場合は、本体の側框にカムをかける構造が多く、両開きの場合は、丸棒閂を利用した構造が主となります。
大阪市内の寺院様からご依頼いただき、多数マスのロッカーを製作させて頂いているところです。今までのパーソナルロッカーと異なる点は、サイズ設定やゴールドのカラーリングにあります。合計300マス（25人用を12台）ご依頼いただき、設置スペースやイメージにあった製品を図面提案からさせて頂きました。外観や鍵回りなどについて、品質チェックを行い、確かな品質の製品を出荷するようにします。
仁張工作所では、板金展開と溶接工法の両側面から、気密性を実現する板金技術ノウハウを保有しています。 写真は、工場をはじめとする様々なシーンで使われる、恒温槽の溶接組立をしているところです。内槽を20台～30台のロットでピッチ溶接や連続溶接（アルゴン）等で組んでいきます。カーブや円形の形状の溶接もあり、技術が必要です。当社では作業分解を行い、複数メンバーで流していきます。
現地への搬入や既存ロッカーの撤去作業も含めて、全て対応させて頂きます。
大型板金筐体を設計するにあたり、構造上で重要な課題はどのようなことでしょうか。お客様と一緒に開発させていただくにあたり、弊社での取り組みをご紹介させていただきます。
ホームページを通じて地元の入札業者様からお引き合いを頂きました。 岡山県の消防署様にスタンダードタイプ（1連）を11台納品、設置させていただきました。 レイアウト図を事前にお送りいただき、スムーズに自社メンバーで納品・設置いたしました。
テレワーク、WEB会議など、コロナ禍でオフィスの在り方も変わってきています。 毎日の出勤から週に1～2度の出勤へ、また時間帯を変化させながら、密の回避を…。 オフィスや店舗における書類や荷物の受け渡しも“無人で”行うようになり、そこでは【宅配ロッカー】のような受渡しロッカーが選ばれることがでてきています。 今回、受渡し用のオフィスロッカーとして、ダイヤル錠のいわゆる【宅配ロッカー】をご注文いただきました。 配達されたり、メールボックス的に荷物を収納できるロッカーとなっております。 荷物の大きさに合わせてロッカーの部屋を選ぶことができるようにサイズを変えており、扉ごとに暗証番号錠の鍵がついており、自分の荷物を取り出せる仕組みとなっています。
食品メーカー様からご依頼いただき、7台納品させていただきました。 職員の方の更衣室にご使用するということでお打ち合わせを重ねて納品させていただきました。 仕様につきまして鍵はシリンダー錠の1方抜けとなっており、鍵をかけないと鍵を引き抜けない仕様となっておりましてセキュリティー面に特化した仕様となります。 また、塗装色は本体と扉を別色にて塗装。扉色は明るめの木目調塗装になっております。 木目調のシート貼りではなく独自の塗装技術で木目の塗装をさせていただいております。 シート貼りですと使用年数の経過によりめくれやすかったり、湿気に弱かったりする点がありますが塗装ですと、落ちにくさ、湿気にも強い点でお客様から大変ご好評をいただいております。 木目調の塗装は暗めのダークブラウンか本品の扉にも使われております明るめのライトブラウンの2色展開しております。設置されるお部屋の印象からお選びいただける事が可能です。 また、扉につける番号札もお客様自身で任意の番号、並び順にしていただけます。
培ってきた板金加工の知識と経験をもとに3D設計や干渉チェック、試作等をご提案させていただきます。 合理的な生産ラインによるコスト削減や納期短縮をお約束し、ユーザー様の開発までのご負担を軽減させていただけます。
【マスサイズ】【マス数(列・段)】のオーダー対応と、設置場所の雰囲気に合わせた【色合い】で、ニーズに合わせたスチール製ロッカーをリーズナブルな価格帯でご提供することが可能です。
4ケタの暗証番号とキーによる開錠方式で、二重管理のセキュリティ性に優れた貴重品ロッカーです。これまで数多くのゴルフ場へ納入させて頂きています。
鋼板と鋼板を接合するには様々な方法があります。 どのような用途に、どのような目的で使用するのでしょうか。 当社で加工可能な接合方法は、溶接による接合、ネジによる締結、リベット締結などがあります。（2液性の接着剤を用いた接合もありますが、稀に使用する程度のものです。）それぞれの工法にメリット、デメリットがありますが、それぞれを混ぜ合わせた最適な形での設計が弊社の強みです。
洗練されたデザインと角パイプ・アングル材を使用しないシンプルな構造により軽量化・ローコスト化を実現するなど、長年スチール家具メーカーとして培ってきた”こだわり”が凝縮されています。
印刷フィルムが大きいため現在使っておられる棚に収まらないとの事で特注でご希望の寸法での製作をご依頼していただきました。 今回のお打ち合わせでは、まずご希望にサイズが入るように引出の内寸から決めていき、そこから、ワイドドロアの外寸、その他ご要望(キャスター付き、引出の段数変更等)をお聞きして製品の完成へと繋げました。 オールロックの鍵付きなので1段目上の鍵を閉めるだけですべての段の引出が閉まるセキュリティにも配慮した仕様になっております。 また、引出内は仕切り板をお客様の要望によりお作りする事も可能で、今回は引出中央に縦に2分割する形で製作致しました。 仕切り板は取り外し可能なので引出ごとに仕切り板を取りはずして使ったりすることができるようになっています。
選手の靴のサイズや設置場所のスペースの問題などを入念にお打合せし、設置工事まで自社で行うことが出来ました。 屋外でのご使用とのことで、塗装はアクリル塗料で行うなどの工夫をしております。
自動販売機等の大型筐体の本体・扉を溶接組立しているところです。強度が必要な部分については、板厚を上げたり、溶接個所を増やしたりして機能的に満足するように工夫しています。当社では本社工場で、20名近くの溶接技能者がおり、大型筐体についても30台～50台のロットで加工対応しています。
OEM供給においては、多くの種類のカート類を製作しています。収納物の大きさや重量に合わせた耐荷重の条件などを設計に反映したオーダーメイドのカート製作も得意です。
設計事務所様に2台納品させていただきました。 カタログ既製品のオープン書庫は奥行が深いので、キングファイルがピッタリ前面で納まるように、小さくしました。 ちょっとした工夫で、事務所のスペースが少しでも広く取れるようになります。 また、すべての棚の高さが調節可能にしているので、収納物に合わせ易く便利にお使いいただけます。 画像では棚の幅を均等に設定しておりますが、様々な用途に応じてお使いできるようになっています。
仁張工作所は、「最終完成品まで作り上げることができるトータルメーカー」としての強みを活かし、幅広い分野に箱物板金加工製品・精密板金加工部品を展開しています。 このような展開ができる要因は、仁張工作所が誇る“板金要素技術力 + 一貫生産体制”、そして“お客様志向の品質保証体系”にあると考えます。 お客様のご意向に最大限に沿うべく、現在まで蓄積してきた板金ノウハウと豊富な企業間ネットワークを生かして、単なる板金加工業に留まらない幅広い業界・分野の製品実現に積極的に取り組み、ご要望にお応えすることで、これまで数多くのお客様からの信頼を獲得してきました。 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
昨年もご購入いただいた学校法人様より、今年もCube4 Eachの南京錠タイプのご注文をいただきました。 昨年と今年と合わせて計560台も納品させていただきました。 Cube4 Eachは、ビビットカラーの色合いと、ころっとした可愛らしい正方形の見た目で特に学校様、保育園様や福祉施設様からのご注文を多くいただいている商品です。 扉色の配置も自由に決めることができ、かぎの種類もご希望に応じて変更可能できます。 お客様から大変ご好評いただきました。
仁張工作所では貴重品ロッカーを作る際に板金の厚さは基本0.8ミリを使用しています。しかしマップケースは1.0ミリ、スポーツロッカーは1.6ミリと作る製品によって板厚を使い分けています。厚板を使うことで強度を上げることはできますが、必要以上に厚い板を使っても重くなり使い勝手が悪くなります。また材料は厚さによって値段が変わるため、商品の値段も高くなってしまいます。 そのため仁張工作所ではお客様からご注文いただいた際に入れるモノの大きさや重さ、人が座るなどの使用状況をお伺いし、用途に合わせて適切な板厚を使い分けることで”丈夫な”ロッカーを作ることができます。 そして過去には1つのロッカーを作るために使用する板金は0.8ミリ以外にも補強材に0.6ミリ、内箱に0.7ミリ、カムに3.2ミリなど特注品以外でも数種類使っていました。
オーダーメイドで「ロッカーの扉に写真やイラストを反映させたい。色を扉ごとに変えて欲しい。」などのご依頼を頂くことが有ります。 サイズや色などは設計・製造をしている当社では比較的容易に対応できるのですが、写真や画像を反映することには今までもAIデータ（イラストレーターデータ）が必要となることを理由に、なかなか対応に苦労していました。
このような問題は設置場所や使用用途によって電気配線用に必要な穴の位置や数が異なることや、設置時に追加で穴が必要になる場合に発生します。事前に必要な穴の位置や数が分かっているものはオーダーメイド設計で対応できます。しかし、完成後に追加で穴が必要となり1から穴開け加工をするのは手間がかかり、製品にキズが付く恐れがあります。そのような製品にスリット加工やノックアウト加工であらかじめいくつか穴をあけることを想定し加工することで、工数の削減をすることができコストの削減にも繋げることができます。
当社の塗装ラインの特長として、【豊富なカラーバリエーション】があります。最近のオフィス家具やスチール家具では、鮮やかな色合いの製品も多く、自社での一貫生産ならではのフレキシブルな対応で品質面・納期面で優位性を保っています。特に引出しや開き庫、多数マスロッカー等は長年培われた技術ノウハウで、ご要望に適した製品をご提供いたします。 【塗装事例】 ■ロット 1個～100個程度 ■工程 ライン塗装工程・・・吊り→脱脂(パーカー)処理「リン酸鉄皮膜」 →吹き付け(3人＋自動)→焼き付け→吊り下ろし→外観検査 ■用途・特徴 ・ライン塗装では対応できない大物の塗装も対応可能 ※たて窯乾燥炉で焼付 ・メラミン樹脂焼付塗装 ・アクリル樹脂焼付塗装 ・粉体塗装 ※詳しくは資料をダウンロード、もしくはお問合せください。
テナントビルや百貨店、ショッピングモールなどの各テナント店舗用釣銭保管庫の納入事例は多くあります。メールボックス機能を持たせた投入保管庫やトレー付きタイプなど、カスタマイズを加えながら設計・製作させていただきます。
1個づつサイズや開口位置、カラーなどが異なる制御ボックスやスイッチボックスを毎日100面程度生産しています。人手作業を排除した機械NC・レーザー加工工程のあとは、どうしても人手を介する工程を通過していきますが、ここでも生産性とミスゼロにつなげる様々な工夫をこらしています。例えば、写真の溶接組立工程では4人の作業者が、できるだけ作業分解を行い担当を決めることで、溶接忘れの撲滅と高い生産性を実現させています。フリーコンベヤの長さもその日の数量や人員配置に応じて最適化を図っています。 【事例】 ■ロット 1個～ ■工程 レーザー→ハイブリッドベンダー→溶接組立て →粉体塗装→アッセンブリー ■用途・特徴 ・エンドユーザー様からの要求をWEB上で受け取り ・自動展開から加工へと移す仕組み ※詳しくは資料をダウンロード、もしくはお問合せください。
建築構造物等でよく亜鉛鋼板やZAM等の合金の溶接部品を製作します。これらの材料を選定することで、塗装をしないでも防錆効果を実現することができます。当社では、溶接工程の品質維持の取り組みとして、設備のパラメータ管理や、妥当性の確認等を行っています。写真の製品においてもC02溶接を中心に複数の工法を工夫しながら要求品質を守っています。
お客様のお好みや施設内の雰囲気に合わせるべく、お客様より日本塗料工業会の色番号をご指定いただき、特注色にて製作致しました。 エリアごとに色分けをし、分かりやすく識別することで、施設内も明るい雰囲気になった、と満足して頂けました。
当社の抜き(ブランク)作業は、定尺材からのくりぬきがメインで有るため、バラシ作業が必要となります。CAMネスティングの段階で、板厚ごとに順序立てて効率よく配置することで、このバラシ作業が合理化され、次工程の折り曲げ作業への投入がしやすくなります。時間シフトを考えて、複数の作業者を配置することで、工程の流れがスムーズになってきました。今後、更に改善を重ね、材料ロスの圧縮も含めて合理化できれば、と考えています。
周回している塗装ラインに吊ってのライン塗装にできれば生産性は上がります。当社では、ロッカーや装置機器等の板金筐体の製作が多く、特にスチール箱形状のものを塗装する機会が多くあります。ラインスピードをゆっくりめに設定し、確実な膜厚確保と、ムラのない仕上がりを意識して製品塗装をできるように取り組んでいます。ハンガー形状や吊り方にも工夫を凝らし、ノウハウを蓄積しています。
当社では、最近、配電盤や分電盤・スイッチボックス等のいわゆる制御盤（ボックス）のお仕事が多くなってきています。基本的な構造は、1.6tや2.3tのSECC材（亜鉛めっき鋼板）を使った、塗装仕上の箱形状に、スタッドボルトや様々な形状の穴加工が施された製品が多いです。スタッドボルトやセルスペーサーなどを正確に早くできるような取り組みがポイントのひとつです。製造ロットも多種多様で1個～100個程度のものもあります。今回は大きなロットの制御ボックスを組立課メンバーが工程分解をしながら加工していきました。
ステンレス製のロッカーや薬品庫・保管庫の溶接組立を得意としています。表面保護養生のビニールシートを溶接部位のみ剥がしながら、自由度の高いテーブルスポット溶接機で箱組みしていきます。本体・扉・その他部品をチームで流しながら高い生産性を実現させています。前工程の機械工程では、レーザー外周切抜き・ネットワークベンダー機の活用で、寸法精度が高まり、そのことによって溶接組立もし易くなりました。
3Ｄ設計で曲線ラインを施した本体ボディをモデリングし、板金展開することで、最適な板取りが割り出されます。レーザー切断で正確に切り取られたあと、曲げ加工、溶接加工へと進めていきます。溶接組立工程においては、CO2溶接・アルゴン溶接・スポット溶接等、最適な工法を選択しながら5人程度のチームでライン化していきました。
当社では、従来より建築金物メーカー様のオリジナル宅配ロッカーの筐体及び扉やカバー等を製作させて頂いております。インターネット通販の拡大で深刻化する運送業者の人手不足を解消するため、受取人の不在時でも荷物を預けられる宅配ボックスの導入を検討されるお客様が増え、製造頻度も多くなっております。 大きさの異なる本体や扉・部品等の溶接工程を担当や作業分担を分けて製作することにより生産性の向上につなげております。
縦型の大型ステンレス水槽の溶接作業です。板金の展開方法から密着性を意識して設計しています。レーザーカット後の曲げ精度も重要な要素となり、その後の溶接工程のできばえに影響を与えます。ステンレスの薄板のアルゴン溶接はデリケートな作業で、現在当社ではベテラン社員から若い社員への技術伝承についても意欲的に取り組んでいます。
当社では、カタログOEM製品やオリジナルロッカーの板金加工を主に行っております。中でも、多数マスの貴重品ロッカーは加工ノウハウを有しており、毎年年度末の3月には生産のピークを迎えるようになります。大きなタイプの製品になるとテーブルスポット溶接機を駆使して、2人で溶接組立てしていきます。
写真は、壁面収納ユニットの上段収納庫（スライド棚）を仕上アッセンブリーしている様子です。女性でも取り出し易いよう、収納ユニットが降りてくる構造になっていて便利です。 仕上課では塗装後の外観チェック・作業指示に基づき組み付け作業等を行っていきます。このような動きがある商品では動作確認その他の検査を確実に行った後、梱包作業を行い、出荷に備えます。
当社の塗装ラインの特長として、【豊富なカラーバリエーション】があります。最近のオフィス家具やスチール家具では、鮮やかな色合いの製品も多く、自社での一貫生産ならではのフレキシブルな対応で品質面・納期面で優位性を保っています。特に引出しや開き庫、多数マスロッカー等は長年培われた技術ノウハウで、ご要望に適した製品をご提供いたします。
当社では多数マスのロッカーの製作に長年携わっており、それらの加工に適した設備機器や加工ノウハウを保有しています。大きな筐体の組立てには、テーブルスポット・足踏式スポット・多軸のマイスポット等のスポット（点）溶接加工が有効であり、複数の溶接作業者が、チームで流していくことで、高い生産性を実現します。大きな筐体を組み上げるのに適しているテーブルスポット溶接機を当社では本社工場・三和工場とも2代づつ保有しています。
当社では、用途に合わせた多彩な溶接加工に対応可能です。写真のレーザー溶接は、曲線（カーブ）などの連続溶接に適した工法で、当社では、装置ユニットの扉やデザインポストの表面扉などに使用しています。溶接メンバーの中で、訓練していくことで、今では多くのメンバーが上手に使いこなせるようになってきました。今後は、ツールボックスなどの溶接組立にも採用していく予定です。
精密電子機器類を組み込んだ屋外仕様（使用）のステンレス筐体を溶接組立しているところです。板金展開においては雨水が入り込まないような扉・樋構造を取っています。溶接時には歪がでてしまわないよう、木材で矯正をかける工夫をしています。溶接後の塗装時にパテ処理をうまく施すことで性能を維持しています。当社ではこのようなHUB-BOXや制御ユニットの板金製品を製作しています。
投入式の保管鉄庫の折り曲げ作業風景です。部品点数が多く、また回転式ドラム等、曲線構造の部品もあるためレーザー加工や折り曲げ加工の高い精度が要求されます。作業標準や金型管理を適切に行うことで製品品質を高いレベルで維持管理しております。現金や貴重品の管理用保管庫では、容易に破壊されたり、破損しないような構造を品質基準に持たせることも多くあります。
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