-昇華精製とは- 先進技術による昇華精製装置の進化 ※動画あり
-昇華精製とは- すべては昇華精製の再定義から始まった -The QUANTIpure-
-昇華- 物質が液相を経ずに、固体相から気体相に直接相転移する現象を指す言葉です。 逆に気体相から固体相に相転移する現象をも指しますが、これらは一般的に凝華・凝固・再結晶などと呼ばれています。 -昇華現象が出現する条件- 一般的な物質は温度変化によって固体・液体・気体の三態を持ちます。その境界温度はそれぞれの物質の「蒸気圧」によって定まります。 相変化温度が蒸気圧によって規定されることから、物質の設置環境(気圧)を変化(減圧)させることによって、多くの物質においても液相を経ずに昇華現象を生じさせることができます。 -昇華現象の応用と昇華精製装置- 多くの化合物はそれぞれ固有の昇華・凝固温度を持っています。この温度差を用いることによって混在する化合物を、有意に分離することができます。 この現象を応用したものが、昇華精製装置として応用されています。 固体相から気体相に直接相転移させられる特性を生かし、特に溶媒での溶解が難しい「難溶性」物質の高純度化に広く用いられています。
- 企業:ティー・ケイ・エス株式会社
- 価格:応相談