分類カテゴリから製品を探す
業種から企業を探す
ブックマークに追加いたしました
ブックマークを削除いたしました
これ以上ブックマークできません
会員登録すると、ブックマークできる件数が増えて、ラベルをつけて整理することもできます
この企業へのお問い合わせ
1~45 件を表示 / 全 74 件
株式会社東レリサーチセンターは、来る2025年8月1日(金)に「ライフサイエンス セミナー&ポスターセッション」を開催いたします。 本イベントでは、「多様なモダリティに対応する先進分析技術で実現する新たなソリューション」をテーマに、この一年で当社が技術開発において達成した目覚ましい成果をご紹介いたします。セミナー形式の講演6件に加え、20枚のポスター展示を通じて、最新の研究成果とその応用について幅広くご紹介いたします。 ポスターセッションでは、弊社研究者が技術の詳細や応用事例について直接ご説明し、参加者の皆様との活発な意見交換の場を提供いたします。 参加費は無料です。ぜひ多くの皆様にご参加いただき、貴重な交流の機会をご活用ください。 ◆開催日時:2025年8月1日 13:00~16:30 ◆開催場所:日本橋ライフサイエンスハブ 8階 カンファレンスルーム 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-5 室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3) https://www.link-j.org/access/hub.html ◆参加費:無料
来る8月1日(金)に株式会社東レリサーチセンターは「蓄電池ユーザーズミーティング」を開催します。 本イベントは、リチウムイオン電池や全固体電池に関する最新の分析技術を紹介する場として企画しました。 最新の分析技術事例を中心に3件のセミナーとポスター展示をいたします。 参加者の皆様には、直接弊社の研究者と対話し、技術の詳細や応用について深く理解していただける機会を提供いたします。 参加費は無料ですので、ぜひ多くの皆様にご参加いただきたく存じます。 ※同業他社関係者の皆様にはご参加をご遠慮いただいております。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ◆開催日時:2025年8月1日(金) 13:00~16:30 ◆開催会場:日本橋ライフサイエンスハブ 8階 カンファレンスルーム ◆セミナータイトル 1. 次世代電池の実用化に向けた材料開発:電池性能と電極内部のリチウム分布の相関 2. 露点管理が硫化物固体電解質(Li6PS5Cl)の組成と特性に及ぼす影響 3. 次世代電池材料の機械特性評価:in-situ SEMデジタル画像相関法・大気非曝露下ナノインデンテーション法
来る2025年6月27日(金)に株式会社東レリサーチセンターは京都駅近くの京都テルサで「半導体・電子材料ポスターセッション」を開催いたします。 本イベントは、半導体デバイス・装置・材料メーカーのお客様を対象に、半導体・電子材料に関する最新の分析技術を紹介する場として企画しました。 最新の分析技術事例を中心に51枚のポスターを展示いたします。 参加者の皆様には、直接弊社の研究者と対話し、技術の詳細や応用について深く理解していただける機会を提供いたします。 参加費は無料ですので、ぜひ多くの皆様にご参加いただきたく存じます。 ※同業他社関係者の皆様にはご参加をご遠慮いただいております。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ◆開催日時:2025年6月27日(金)13:00~16:00 ◆開催会場:京都テルサ 東館3階 大会議室 ◆参加費:無料 ◆参加申込み:以下「関連リンク」でご確認ください。
この度、日本アイソトープ協会広報誌「Isotope News」のご依頼により、「小角散乱を用いた生きた細胞の微細構造解析」について寄稿しました。 寄稿文: 小角X線散乱による生きた細胞の微細構造センシング 著者名: 株式会社東レリサーチセンター 中田 克 北陸先端科学技術大学院大学 松村 和明 誌名: Isotope News 『TRACER』2025年4月号 No.798 p.22–25 https://www.jrias.or.jp/books/cat3/list.html 本誌では、細胞を生きたまま、さまざまな細胞外環境下でのナノスケールの細胞内微細構造を測定できる手法として、小角X線散乱を用いた評価例を紹介しています。
当社(以下、「TRC」)は、抗体医薬、核酸・mRNA医薬や細胞医薬に代表される、多様化するバイオ医薬品の研究・開発支援を強化すべく、構造解析、特性解析、安定性試験や品質試験等の担当部署を統合し、4月1日付で「バイオ分析統合研究部」を発足しました。 TRC は従来、創薬研究を支援する構造解析や分析法検討、GLP体制下での薬物動態分析、GMP体制下での安定性試験など、医薬品開発の各ステージでの分析支援を行ってきました。しかし、近年の医薬品開発の迅速化や多様化に対応するためには、従来の分析部署が一体となった組織が有効であると判断し、新組織の設立に至りました。 バイオ分析統合研究部は、医薬品開発の各ステージの分析に従事するスタッフが集結し、お客様へ高品質な分析サービスを一気通貫で提供します。これにより、日々進化しているバイオ医薬品の分析技術の高度化を図る一方、お客様への提案力を強化し、さらなるサービスの進化を目指します。 TRCは、「高度な技術で社会に貢献する」という基本理念のもと、長年の経験で培った分析技術力と品質で、お客様と共に成長し、医薬品開発をはじめとするライフサイエンス分野へ貢献してまいります。
当社(以下、「TRC」)は、細胞外小胞(※1)の社会実装に向けた分析支援として、「細胞外小胞医薬品の医薬品申請向けサービス」を開始しました。 細胞外小胞とは、細胞が分泌する小胞(膜に包まれた小型の袋状の構造)で、タンパク質や核酸などの生体分子を運搬し、細胞間の情報伝達に重要な役割を果たします。近年、細胞外小胞をドラッグ・デリバリー・システムに応用した医薬品(細胞外小胞医薬品)の開発が進められていますが、厳格な医薬品申請の基準に対応した分析が可能な企業は少なく、医薬品申請に向けた分析体制の構築が急務です。そこで、TRCでは、細胞外小胞医薬品の開発及び申請向け品質評価サービスを開始し、細胞外小胞の社会実装に貢献します。
当社(以下、「TRC」)は、近年特に注目されているヘリウム危機に備えて、分析装置で冷媒として使用したヘリウムガスを再液化するシステムを滋賀事業所に導入しました。これにより、液体ヘリウムが不可欠な核磁気共鳴 (NMR法) や他の極低温測定の特殊分析サービスを安定かつ持続的に提供できる体制を構築しました。 ヘリウムは、超電導磁石や医療機器、科学研究など多岐にわたる分野で使用されますが、供給量減少や世界的な需要増加により、近年入手が困難になっています。 TRCでは、NMRの超電導磁石や液体ヘリウム容器から気化するヘリウムガスを回収し、再利用する体制を構築し、運用を開始しました。これにより、NMRや極低温測定のサービスを安定的に提供し、ヘリウムの有効利用にも寄与します。 TRCでは、今後とも『高度な技術で社会に貢献する』という基本理念に基づき、資源供給環境の変化などにも対応しつつ、持続的な高度分析サービスの提供に努めてまいります。 詳細は関連リンクよりご確認ください
当社(以下、「TRC」)は、国内受託分析会社では初めて、赤外分光法を用いて、とくに実プロセスを模した高温・高圧条件下での触媒反応における触媒表面の高感度分析サービスを開始しました。 触媒とは、それ自身は反応前後で変化せずに、化学反応を促進する物質です。触媒の性能向上には、触媒の表面に物質がどのように吸着し、反応するかを調べることが重要です。 TRCは、高圧に耐え得る特殊な拡散反射赤外分光用セルを用いると共に、水素や一酸化炭素などの反応ガスを流通させることで、高温・高圧(700℃、10気圧まで)で条件制御しながら、触媒反応の分析が可能となりました。これにより、石油代替燃料となる液体炭化水素の合成反応なども実プロセスを模した高温・高圧条件下で調べることが可能となりました。 触媒の反応条件の最適化の他、反応メカニズムに関する知見も得ることができ、カーボンニュートラル実現に重要な触媒の設計・開発や改良に役立つことが期待されます。 詳細は関連リンクよりご確認ください
HALT(Highly Accelerated Limit Test)は、非常に強い温度と振動のストレスを短時間で与えることで、製品の潜在的な弱点をあぶり出す試験手法です。 スマートフォンや通信機器など多様なデバイスで実績があり、量産前の段階で構造的欠陥や基板不具合を早期に特定し、市場でのトラブルを大幅に低減します。 過酷な条件下でも製品がどこまで耐えられるかを検証し、不具合発生時の原因追究から対策立案までトータルにサポートいたします。 詳細はこちらのページをご覧ください https://www.toray-research.co.jp/analysis-evaluation/ana_071.html
弊社が代理店販売しておりますDNAチップ「3D-GeneⓇ」に関して、細胞外小胞をご研究されている、またはご検討をされている方々に向けてこの度第3回目のウェビナーを配信することになりました。 本ウェビナーは、細胞外小胞について、基礎編、測定編、応用編の3回に分けて実施しておりますが、第1回(基礎編)、第2回(測定編)では日本細胞外小胞学会 理事の吉岡 祐亮 先生(東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 講師)にご登壇いただき、細胞外小胞の研究方法および最新情報についてご講演頂きました。 第3回はその内容を活用した細胞外小胞の産業応用や評価方法について東レグループからご紹介させていただきます。皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。 ●セミナーお申込みについて ・参加費:無料 ・形式:オンラインセミナー ご参加を希望される方は下記「関連リンク」よりお申し込みください。 ●開催日時 1月29日(水)17:00-17:40 (ライブ配信) 2月 6日(木)19:00-19:40 (再放送) 2月14日(金)12:00-12:40 (再放送)
抗体関連医薬品の特性解析 – LC-MS, icIEF-UV/MSを用いたチャージバリアント、糖鎖を含む詳細な修飾解析 – < 開催概要 > 日時:2025年1月16日(木)15時~16時 開催形態:オンライン(Zoom) 1. Intabio ZTシステムを用いた抗体関連医薬品の電荷不均一性の分析(株式会社エービー・サイエックス 横山 亮) 2. 質量分析を用いたバイオ医薬品の特性解析事例(株式会社東レリサーチセンター 太田 里子) 3. MSデータ解析ソフトByosを用いたタンパク質医薬品解析の業務効率化(プロテインメトリックス 栗本綾子) ◆本ウェビナーに関する詳細ページ https://proteinmetrics.com/%e6%8a%97%e4%bd%93%e9%96%a2%e9%80%a3%e5%8c%bb%e8%96%ac%e5%93%81%e3%81%ae%e7%89%b9%e6%80%a7%e8%a7%a3%e6%9e%90/
株式会社東レリサーチセンターは、カーボンニュートラルの実現に貢献する最新の分析技術を紹介するオンラインセミナーを開催いたします。本セミナーはWeb動画配信形式で行います。 合成燃料の触媒反応解析やCO2還元用Ni触媒の構造評価など、カーボンニュートラル研究を支援する最先端技術をご紹介します。本セミナーを通じて、研究開発の課題解決や新たな可能性の発見をお手伝いいたします。 開催期間中にお申し込みいただいた方に、セミナー動画をご視聴いただけるURLを順次お送りいたします。 皆さまのご視聴を心よりお待ちしております。 ◆カーボンニュートラル実現に向けた最新分析技術セミナー(Web動画配信) ◆日程:2024年12月10日(火)~20日(金)|オンライン(無料) ◆プログラム ・合成燃料の触媒反応・化学組成解析 ・CO2還元用Ni触媒の状態および構造評価 ・in situ IR測定によるCO2吸収材の性能評価 ・陽電子消滅寿命法によるPEI薄膜のナノ構造評価 ・リサイクルポリマーの臭気・変色原因解明
東レリサーチセンターにおけるByos導入の決め手と活用事例を紹介します https://proteinmetrics.com/japanese-user-group-meeting-2024/ 日時:11月29日(金)13時より講演開始(12時30分開場) 場所:ブリーゼプラザ 住所:〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー
弊社が代理店販売しておりますDNAチップ「3D-GeneⓇ」に関して、細胞外小胞をご研究されている、またはご検討をされている方々に向けてこの度第2回目のウェビナーを配信することになりました。 本ウェビナーは、細胞外小胞について、基礎編、測定編、応用編の全3回を予定しております。 2回目の今回は、1回目と同様、日本細胞外小胞学会 理事の吉岡 祐亮 先生(東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 講師)にご登壇いただき、細胞外小胞の研究方法および最新情報についてご講演頂きます。 皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。 ●セミナーお申込みについて ・参加費:無料 ・形式:オンラインセミナー ご参加を希望される方は下記「関連リンク」よりお申し込みください。 ●開催日時 11月28日(木)17:00-17:45 (ライブ配信) 12月4日 (水)19:00-19:45 (再放送) 12月13日(金)12:00-12:45 (再放送)
当社(以下、「TRC」)は、ポリマー中の各種成分分離に関するノウハウ と2次元液体クロマトグラフィー高分解能質量分析計(以下、「2D-LC/HRMS(Liquid Chromatography–High Resolution Mass Spectrometer)」)を活用し、国内受託分析会社として初めて、リサイクルポリマー等に含まれる微量不純物の高精度組成分析サービスを開始しました。 リサイクルポリマー中の微量の不純物や劣化物は、ポリマーの性能低下や変色要因となる可能性がありますが、従来分析法では微量成分の分離が難しく、構造解析 が困難でした。そこで、今回、微量成分の分離能力を向上させる技術を開発し、微量成分の特定を可能としました。これにより、リサイクル工程 の改善や変色の防止等が期待できます。 TRC は、このような材料分析に関わる情報をご提供することで、サステナブルな社会の実現に向けて、材料開発支援の面から貢献していきたいと考えています。
当社(以下、「TRC」)は、高性能ナノインデンターによる、大気非暴露かつナノメートル(10億分の1メートル)オーダーの微小領域における機械特性を測定する受託分析サービスを開始します。これにより、リチウムイオン電池、有機EL、触媒関連、など、空気中の酸素や水分に触れると変質する材料の特性を高精度で測定できます。 全固体リチウムイオン電池は次世代の電池として注目されており、電池を構成する材料の機械特性は電池の出力性能やサイクル寿命性能発現に重要な特性です。この度、大気非暴露での扱いが求められる全固体リチウムイオン電池に対してこの手法を適用し、世界で初めて、電極内の任意の場所における活物質および固体電解質の弾性率・硬さ、3次元形状像を取得することに成功しました。 安定性、安全性、出力性能に優れた全固体リチウムイオン電池の開発に不可欠な活物質と固体電解質の機械特性の正確な情報を提供することで、新製品の開発をサポートします。
弊社が代理店販売しておりますDNAチップ「3D-GeneⓇ」に関して、細胞外小胞をご研究されている、またはご検討をされている方々に向けてウェビナーを配信することになりました。 第1回目は、日本細胞外小胞学会 理事の吉岡 祐亮 先生(東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 講師)にご登壇いただきます。 皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。 ●セミナーお申込みについて ・参加費:無料 ・形式:オンラインセミナー ご参加を希望される方は下記URL、または「関連リンク」からお申し込みください。 https://trdna-webinar.v2.nex-pro.com/campaign/71725/apply?np_source=TR ●開催日時 10月22日(火)17:00-17:45 (ライブ配信) 10月31日(木)17:00-17:45 (再放送) 11月 8日 (金)12:00-12:45 (再放送)
(株)東レリサーチセンターはIMPACT2024に出展いたします。 https://www.impact.org.tw/ 接着界面の構造解析、半導体デバイスのプラズマFIB加工およびCu-Cuダイレクト接合の分析例、また材料の高周波特性評価サービス(NXTEC)についても展示いたします。ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。ご来場をお待ちしております。 会期:2024年10月22日~25日 場所:台北南港展覧館1館
当社(以下、「TRC」)は、加熱分解・触媒反応炉と加圧制御器、独自ガス導入機構をガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)に組み込み、触媒反応における生成物をオンラインで高精度に定性・定量分析するサービスを開始しました。 触媒は化学反応を低エネルギーで進めることのできる物質であり、カーボンニュートラル(以下、「CN」)実現のためのキーマテリアルの一つです。近年、求める反応を高選択、高効率、低コストで行うために、よりよい触媒や反応プロセスの選択が求められています。TRCは、触媒反応生成物の検出にGC/MSを用い、様々な触媒反応条件を模したオンライン分析を可能とすることで、従来の触媒反応評価装置よりも高精度で定性、定量分析することを可能にしました。これにより、より効果的な触媒のスクリーニングや反応プロセスの最適化が期待できます。触媒の反応生成物に関わる詳細な情報をご提供することで、サステナブルな社会の実現に向けて、材料開発支援の面から貢献してまいります。
当社(以下、「TRC」)は、この度確立したオリジナルの条件で、質量分析計によるメッセンジャーRNA(以下、「mRNA」)の塩基配列解析サービスを開始しました。 mRNAは新型コロナウイルスワクチンをはじめ、様々な医薬品への応用が進んでいます。mRNAを用いた医薬品の品質を保証するためには、mRNAが設計通りの塩基配列であることを確認する必要があります。しかし、現在の一般的な分析方法では、化学修飾された塩基の情報が前処理の過程で失われてしまいます。 これに対してTRCでは、分子量が100万以上であるmRNAを酵素によって断片化し、質量分析計で測定することにより、化学修飾された塩基を含むmRNAの塩基配列を解析する技術を確立しました 。本技術を用いたサービスは、mRNAを用いた医薬品の品質保証に役立ちます。
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 核酸医薬品は、その合成過程でヌクレオチド欠損体や付加体、脱硫体等の不純物を生じる。また、核酸医薬品としての安全性や有効性の向上を目的としたチオリン酸化修飾は、リン原子が不斉点となるため立体異性体が生じる。これらの不純物や異性体を分離・精製することが核酸医薬品の品質管理上、課題となっているケースがある。イオンモビリティーは、イオン化された化合物を衝突断面積と電荷の違いによって分離する新しい技術であり、これら不純物の分離に有効な手段として注目されている。今回、イオンモビリティーを用いてこれら不純物の分離条件を検討し、核酸不純物である欠損体や脱硫体の分離を確認することができた。 【目次】 1. はじめに 2. イオンモビリティー分離 3. 分析実例 4. まとめ 5. おわりに
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 分子間相互作用解析・評価や定量として、表面プラズモン共鳴(SPR, Surface plasmon resonance)法が脚光を浴びている。Sierra SPR-24Pro (Bruker)は24個のセンサースポットを有し、最適な条件探索から複数試料の評価までハイスループットで迅速な測定が可能である。再生化溶液を使用しないSierra SPR独自のカイネティクス解析技術を紹介するとともに、従来、困難あるいは時間を要していた非常に強い親和性を示す抗体のカイネティクス解析結果を示す。また、SPR を利用し、HCP (Host Cell Protein)の高感度な定量法を開発したので報告する。 【目次】 1. はじめに 2. カイネティクス解析 3. HCPの定量 4. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 Single Particle ICP-MS(以下、spICP-MS)は、ICP-MSの高い感度と元素選択性を活かして特定の金属を含む微小かつ微量の粒子を検出し、その濃度および粒径分布を取得できる手法である。ここでは、spICP-MSの原理、およびフォトレジスト中の金属粒子を測定した事例を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. spICP-MSの原理と特徴 3. 有機溶媒直接導入法 4. フォトレジスト中のAl, Fe, Cu粒子分析 5. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 ICP発光分光分析法により各種材料中の無機元素を定量する際の分析値の確からしさは、溶液化方法の妥当性ならびにその出来不出来に依存する。本稿では、ほう素(B)の定量を実施する場合に特に注意すべき点を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. ほう素分析のための化学的前処理 3. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 半導体デバイスの開発・製造において、熱処理工程における材料の構造変化を把握することは非常に重要である。加熱in-situ TEMを用いることにより、熱処理中の材料の熱挙動をnmレベルで可視化し、構造変化に関する新たな知見を得て、膜質制御などプロセス開発に役立てることが可能となる。本稿では、加熱in-situ TEMを用いて、(1)結晶構造解析を併用したアモルファスシリコン膜の結晶成長メカニズム解析、(2)元素分析を併用した金属積層膜の熱挙動把握、(3)平面での薄膜ルテニウム膜の結晶成長過程の観察を行った事例を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. 加熱in-situ TEMの概要と特長 3. 加熱in-situ TEMの解析事例 4. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 接触角の測定において、微小領域、凹凸形状部、および材料内部などに関しては、試料内部構造を非破壊で三次元的に撮影できるX線CT(コンピュータートモグラフィ)法を用いた測定が有効である。X線CTで測定できる微小領域における接触角は、液滴サイズ、試料表面状態の不均一性、接触面の形状に大きく影響を受けるため、単純に接触角の大小を比較するだけではなく、これらの影響を加味して評価することが重要である。ここでは、ポリエチレンフィルムやナイロン糸を用いて、これらの影響を三次元観察データから検証した結果を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. 接触角に及ぼす液滴サイズの影響 3. 繊維におけるX線CTを用いた接触角測定 4. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 水銀プローブ(Hg-Probe)および各種物理分析手法を用いて、Si基板上に異なる方法で成膜したSiO2膜の電気特性と膜質との関係を詳細に調べた。熱酸化SiO2膜と比べて、化学気相蒸着法(CVD)で成膜したSiO2膜は水分や水酸基含有量が高く、SiO2ネットワーク構造の秩序性が低いことをRBS、XPS、FT-IR、SIMSにより明らかにした。Hg-Probeを用いたC-V測定結果から、プラズマCVD成膜のSiO2膜では正の電荷密度が高く、オゾンCVDでは可動電荷密度が高い特徴を有し、加えて、水分含有量と比誘電率には相関関係があることが確認された。I-V測定では、水分含有量の高いオゾンCVD成膜のSiO2膜のリーク電流が顕著であることも示された。また、ウェットエッチングを併用したC-V測定より、プラズマCVDで成膜したSiO2膜は界面付近で電荷分布に拡がりがあることを確認した。 【目次】 1. はじめに 2. 実験 3. 結果と考察 4. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 サステナブルな社会の実現において、優れた透過性能を持つ膜による省エネで低コストな分離・精製技術の開発がエネルギー、半導体、医療など様々な分野で期待されている。膜の透過性能は細孔構造に支配されるため、高度化した細孔構造を評価するための技術が重要となる。ここでは、東レリサーチセンターが独自に開発した水銀透過法の概要、及び既存手法との比較事例を通じて、水銀透過法が機能層のナノ貫通孔径を選択的に評価可能な手法であることを紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. 水銀透過法の概要 3. 水銀透過法を適用した事例 4. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 赤外分光法は、分子の振動による赤外線吸収を測定することで、分子構造の情報を得る手法である。光熱変換を利用したO-PTIR(Optical Photothermal IR Spectroscopy)では、サブミクロンの空間分解能かつ非接触での赤外分析が可能である。本稿では、細胞の構成成分(タンパク質や核酸など)の分布、局在を可視化するために、生理的条件下で非固定細胞を測定した事例を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. O-PTIRの概要と特徴 3. 水中における浮遊生細胞(出芽酵母)の分析 -細胞内のスペクトル比較- 4. 水中における浮遊生細胞(出芽酵母)の分析 -細胞成分の分布- 5. まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 分光エリプソメトリーは光の偏光状態の変化を測定し、光学定数(屈折率・消衰係数)や膜厚を評価する手法として知られている。2021年に導入した高速分光エリプソメトリーM-2000UIによる、PVA膜スピンコート直後の経時変化とシリコン絶縁膜の傾斜エッチング評価について解析例を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. エリプソメトリーについて 3. PVA膜スピンコート直後の経時変化 4. シリコン絶縁膜の傾斜エッチング評価 5. おわりに
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 分子間相互作用解析は、生命現象の研究や治療薬の開発において欠かすことのできない手法の一つである。手法によって得られる相互作用の情報は異なり、代表的な手法である表面プラズモン共鳴は相互作用の速度論的パラメータ、等温滴定カロリメトリーは相互作用の熱力学的パラメータを取得できる。本稿ではこれらの複数の手法を用いた多角的な分析による相互作用の総合解析事例について紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.表面プラズモン共鳴/等温滴定カロリメトリー 3.STINGとcGAMPの相互作用解析 4.まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 近年、製薬業界におけるデータインテグリティ(以下DI)の要求レベルが高まる中、製薬企業及び受託試験機関はその対応が求められている。東レリサーチセンターCMC分析研究部(以下CMC研)では受託試験機関として、GMP体制の下で医薬品の分析業務を行っている中、様々なお客様からDIに対する問い合わせ、要望の増加を受け、DIプロジェクトを立ち上げて対応を進めてきた。本稿では、CMC研のDI対応の取り組みを紹介する。 【目次】 1.DIに関する最近の状況 2.DIプロジェクトの立ち上げ 3.設備関連の取り組み 4.文書関連の取り組み 5.まとめ
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 イオンモビリティ質量分析計は、従来型の質量分析計では分離不可能な同一質量の構造異性体の分離が可能であることから、抗体医薬品やADCの特性解析、糖鎖構造解析、結合位置解析、ペプチドマッピング、核酸医薬品の不純物分析、オリゴヌクレオチドのバイオアナリシス、バイオマーカーの網羅的な解析などの様々なアプリケーションへの活用が期待できる。ここでは、東レリサーチセンターで導入したイオンモビリティ質量分析計の特徴と、ジスルフィド結合位置解析及び糖鎖構造解析の実例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.分析法の概要 3.分析実例 4.おわりに
【要旨】 SiCやGaNより大きなバンドギャップを持つ酸化ガリウム(Ga2O3)は新たなパワーデバイス材料として注目されている。デバイス応用に向けた薄膜成長技術の発展とともに、Ga2O3薄膜の分析評価技術の重要性は益々高まると考えられる。本稿では、サファイア基板上に作製したGa2O3膜の結晶構造解析、および不純物、欠陥評価を行った事例について紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.試料 3.分析結果 4.まとめ
【要旨】 金属チップ先端などに局在化する近接場光を利用した分光分析技術はナノメートル領域の化学構造の解析を可能にする手法として強く期待されている。チップ増強ラマン分光法や近接場ラマン分光法はその代表的な手法であり、原理解明や応用に関する様々な研究が行われてきた。本稿ではそれらの材料分析への適用例を示し、材料解析に対する実用性について言及する。 【目次】 1.はじめに 2.TERSによるCNTの結晶構造解析 3.SNOM-RamanによるSiO2/SiC界面応力解析 4.まとめ
【要旨】 走査透過型電子顕微鏡(STEM)の測定手法の一つである微分位相コントラスト(DPC)-STEMは、微小部の電場を測定することが可能である。我々は、本手法をポリマーアロイに適用することで、従来の電子顕微鏡では観察が困難な相分離構造のコントラストが出現することを見いだした。 【目次】 1.はじめに 2.元素分析によるソフトマテリアルの可視化 3.DPC-STEM法の適用 4.おわりに
【要旨】 多くの場合、表面分析において分析対象は真空に保持できるものに限定される。一方で、高速イオンのポテンシャルを応用すれば、分析プローブを大気圧下に引き出すことができる。TRCでは大気圧におけるラザフォード後方散乱分光法(RBS)を検討し、その実現に成功した。本稿では大気圧RBSによる固体/液体界面の深さ方向分析、HeLa細胞中量子ドットの深さ分布評価、及び大気圧RBS/HFS(水素前方散乱分析)による湿潤試料中水素の深さ方向分析事例を報告する。 【目次】 1.はじめに 2.固体/液体界面分析 3.生体試料への展開 4.TRCにおける測定システム開発:大気圧RBS/HFS分析 5.まとめ
【要旨】 最先端の二次イオン質量分析(SIMS)装置であるNanoSIMS 50Lは、プローブ径約50 nmのイオンビームと、透過率の高い質量分析系の併用により、従来のSIMSに比べて約2桁高い空間分解能でイメージング測定を行うことが可能である。本稿では、NanoSIMS 50Lの装置の特徴と分析事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.分析装置の概要 3.毛髪断面の分析事例 4.SiC半導体デバイスの分析事例 5.まとめ
【要旨】 新素材を用いた開発においては、素材の機能を十分に活用し、様々な用途で利用される事が期待される。この際、新規材料の基本的な機能の把握と同時に、応用先の情報収集や課題の抽出など多角的な検討を行うことで、新素材の実用化と広範囲な展開につなげる事ができる。ここではCNFを例にとり、CNFを取り巻く状況とその機能の有効活用のために、技術開発調査により得られる情報について紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.CNFの研究に関する論文調査結果 3.まとめ
【要旨】 CNFを扱う研究開発のうち、ほぼすべての材料分野、研究フェーズで電子顕微鏡を用いた観察は必要な評価となっている。特にポリマー中に分散するCNFをTEM観察するためには、これまで高分子材料のTEM試料作製を実施する上で不可欠であった「電子染色」の技法を駆使する必要がある。今回、CNFを用いた複合材料の形態観察事例を紹介すると共に、CNF自体の観察事例、構造解析例として13C核 固体NMR法による結晶化度、および酸加水分解HPLC-蛍光検出法による構成糖分析の例を示す。 【目次】 1.はじめに 2.形態観察の概要 3.CNFおよびCNF/ポリマーの観察事例 4.CNFの結晶化度の評価 5.CNFの構成糖分析(HPLC-蛍光検出法) 6.まとめ
【要旨】 シミュレーション技術の向上によって、物性値を推測する技術が発達している。一方で、推測した物性値が現物の挙動と異なる場合も多い。この原因のひとつとして、シミュレーションに用いるパラメータが使用する材料のものと相違していることが考えられる。本稿では、近年注目の新素材であるセルロースナノファイバー(CNF)を用いた複合材料について、CNFの配向および複合材料の線膨張係数を、実測値とシミュレーションによる推測値の比較検討を行った。さらに、シミュレーションに用いるパラメータの影響評価を行った結果について紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.試料 3.実測およびシミュレーション解析方法 4.CNF配向の比較 5.線膨張係数(CTE)の比較 6.まとめ
【要旨】 TEMベースの結晶方位解析システム“ASTAR”を用いると、SEMをベースにしたEBSDよりも高い空間分解能が実現可能である(各種EBSD法の空間分解能が数十 nm程度に対してASTARを用いたACOM-TEM法では2~5 nm)。また、識別できる結晶構造が多いことも特長である。通常のTEM解析では取得困難な結晶方位マップ、結晶相マップおよび粒径分布などを得ることで定量的な解釈が可能である。さらに、TEM観察と同一視野で測定できることから、(S)TEM-EDX / EELSと合わせた複合的な解析やin-situ TEMとの併用も可能となる。 【目次】 1.はじめに 2.ASTARを用いたACOM-TEM法 3.ASTARを用いた分析例 4.まとめ
【要旨】 パルスNMR(TD-NMR, Time Domain NMR)は、構造解析を目的とした高分解能NMRと異なり、緩和時間を取得することに特化した手法である。NMRで得られる緩和時間の特徴として、試料の状態(固体材料の硬さ、液体試料の分子運動など)に非常に敏感であることが挙げられる。今回はこの特徴を生かしたゴム材料の評価、およびインク材料の分散性評価を試みた例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.天然ゴムの劣化評価 3.銀ナノインクの分散性の評価 4.まとめ
【要旨】 最も一般的なXバンド(9.5 GHz)のマイクロ波を用いたESR測定に比べ、高周波数のマイクロ波を用いたESR測定は、ESRスペクトルの分解能向上やスペクトル解析に有効である。本稿では、新規導入したXバンド及びQバンド(34 GHz)ESR装置を用いたフッ素系樹脂、ダイヤモンド粉末、シリカガラス、発光体粉末の分析事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.新規ESR装置の特徴 3.フッ素系樹脂の高温ESR測定事例 4.QバンドESR測定事例 5.まとめ
【要旨】 全固体電池の本格的普及に向け、特性向上及び安全性、耐久性の確保など、様々な課題を解決する必要がある。電解液系リチウムイオン電池とは異なり、固体電解質の材料物性値など、新たな評価技術への取り組みは今後重要になると考えられている。本稿では全固体電池の設計・開発において、「材料開発」、「電池作製プロセス改善」に有用な、最新の分析評価技術について事例も交え紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.材料開発 3.電池作製プロセス改善 4.まとめ
工場の省エネ・CO2排出量削減について解説。マンガ資料無料進呈
静音・省メンテな搬送ラインを実現。発塵しにくい摩擦式コンベア
11万点超の機構部品・電子部品が短納期で届く。最新カタログ進呈