気温が下がると乾かない原因とは?シンナー切替
夏と同じ条件なのに乾きが悪い。気温低下時の溶剤選定と焼付時間の見直し方を解説します。
夏と同じ条件で塗っているのに、乾きが悪くなった。 変わったのは塗料ではなく、気温です。 ────────────── ■発生原因 シンナーの蒸発速度は気温で大きく変わります。 夏用の遅乾シンナーを秋以降も使うと、溶剤が抜け切りません。 ■真相 気温が10度下がると、溶剤の蒸発時間はおよそ2倍になります。 残った溶剤は焼付時に内部から抜け、ワキやピンホールを作ります。 表面だけ乾いて中が未硬化のまま、次工程へ流れてしまいます。 ■改善策 気温帯ごとにシンナーの銘柄と希釈率を決め、掲示します。 セッティング時間を確保し、焼付前に溶剤を抜き切ります。 季節別のシンナー選定表をご活用ください。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談