材質違いによるレーザ焼入れ性の違い
材質による「硬さ」「深さ」の実験です!
【実験方法】 100mm幅のレーザ焼入れにおいて、S50CとSCM440を同条件にて焼入れした場合、どのような差異が現れるのかを調査した。 250mm×150mm×20mmのワークに同条件にてレーザ焼入れを実施し、中央部分の切断後、硬化層深さを調査した。
- 企業:富士高周波工業株式会社
- 価格:応相談
更新日: 集計期間:2025年10月22日~2025年11月18日
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材質による「硬さ」「深さ」の実験です!
【実験方法】 100mm幅のレーザ焼入れにおいて、S50CとSCM440を同条件にて焼入れした場合、どのような差異が現れるのかを調査した。 250mm×150mm×20mmのワークに同条件にてレーザ焼入れを実施し、中央部分の切断後、硬化層深さを調査した。
レーザ焼き入れは、歪軽減で低コスト&工期短縮を実現できます!
【従来の困りごと】 高周波焼入れ一発焼入れだと、熱処理コストは安くなるが熱影響が大きくなり、内径部が歪んでしまい、内径部の後加工(仕上げ加工)が必要になっていた。 【レーザ焼入れのメリット】 レーザ焼入れだと熱処理コストが、“一発焼入<レーザ焼入れ”となったが、内径の後加工が削減できたので、全体コストとしてはレーザ焼入れの方が低コスト&工期短縮となった。 【規格】 寸法:φ596×22W×M4×147T 材質:S45C 深さ:0.5mm 硬さ:HRC57以上
レーザー焼き入れでキー溝部だけを硬化させる理想的な焼き入れ!
【従来の困りごと】 従来の熱処理方法では、ネジ部に熱影響を与えず、小径(φ8)かつ薄肉のキー溝を局所的に焼き入れする手段がなかった。 ※ネジ部が焼き入れ硬化するとクラックの危険性大 【レーザー焼き入れのメリット】 レーザー焼き入れにより、他部位への熱影響を最小に抑えキー溝部だけを硬化させる理想的な焼入れを実現した。(移動焼入れ) 【規格】 材質:SCM445 深さ:0.5mmUP 硬さ:HRC60
ギザギザな面でもレーザ焼き入れできます!
【従来の困りごと】 ローレットの先端部のみ焼き入れ硬化させたかったが、高周波焼き入れだと、底面まで硬化してしまい全体的に歪が発生してしまう。 さらに、加工の都合上肉厚が薄くなっている部分はエッジ効果で溶融する恐れがある。 【レーザ焼き入れのメリット】 相手物と接触する先端部分のみを硬化させることで、熱処理による歪を最小限に抑えた。 さらに、レーザ焼き入れであれば、裏面に対して歪矯正焼き入れができるので、さらに歪を軽減することができた。 【規格】 材質:S45C 硬度:HRC55〜57 深さ:0.5〜0.8mm
レーザー焼き入れで小さなでっぱりだけを硬化します!
【従来の困りごと】 高周波焼き入れだと、他の部分に熱影響を与えずに凸部端面のみを硬化させるのは難しい。 他の部分に熱影響が入ることで、歪が出てしまい、後加工が必要になる可能性が高い。 【レーザー焼き入れのメリット】 レーザー焼き入れであれば、凸部端面のみをピンポイントで狙い、硬化させることができる。 不必要な部分にはほとんど熱影響がなかったので、熱処理後の歪も問題無かった。 【規格】 材質:S45C 硬度:HRC45以上 深さ:0.7mm
充実の設備を揃え、多種多様な案件に対応可能。課題解決の実例を多数掲載
現在、これまで手がけた課題解決の実例などを基に作成した 『レーザ焼入れ事例集』を4点まとめて進呈中です。 当社では、歪み・割れなど熱処理に関する悩みに対し、レーザ焼入れに関する 豊富なノウハウと設備群を駆使し、問題解決をサポート。 精密部品・複雑形状部品への焼入れなど様々な案件に対応し、 多品種少量品から量産品、試作開発品までカバーできる体制を整えております。 【事例集の掲載内容(それぞれに10の事例を掲載)】 ■Vol.01~10: M1ギヤ 一歯一発レーザ焼入れ、眉型ピストンAレーザ焼入れ ほか ■Vol.11~20: 複雑形状ブロックレーザ焼入れ、回転軸レーザ焼入れ ほか ■Vol.21~30: リングV溝レーザ焼入れ、カッターカムレーザ焼入れ ほか ■Vol.31~40: チャック生爪レーザ焼入れ、大型テーパーロールレーザ焼入れ ほか ※詳しい内容は“PDFダウンロード”よりスグにご覧いただけます。 保有技術に関するお問い合わせもお気軽にどうぞ。
薄肉部でも焼割れのリスクをレーザ焼き入れで回避!
【従来の困りごと】 高周波焼き入れでは、焼入れ面の直下に穴が開いている部分(薄肉部)で焼割れのリスクが高い。 また、薄肉部がズブ焼き入れになり、歪矯正をする際にその部分でクラックが入る可能性が高い。 【レーザ焼き入れのメリット】 レーザ焼き入れでは、焼入れ深さ0.6mmで硬化させることが出来るので、薄肉部でも焼割れのリスクを回避できる。 加えて、穴部がズブ焼入れ状態にならないので、歪矯正もしやすくなる。 【規格】 寸法:32w×318L×9t 材質:S45C 硬度:HRC58 深さ:0.6mm
「螺旋焼入れ」というレーザー焼き入れ方法を知っていますか?
【従来の困りごと】 焼入れ範囲の肉厚が6mm程度と薄い為、高周波焼き入れでは熱処理後の変形が懸念される。 また、軸部先端のねじ加工部は硬化させたくないが、ネジ部付近までは硬化させたい。 【レーザー焼き入れのメリット】 螺旋状に焼き入れを行う事で、焼入れ硬化による応力を分散させ熱処理後の変形を抑えることが出来る。 また、硬化した部分はワーク表面より数μふくらみ、面当たりによる摩耗には全面焼き入れと同様の効果を発揮した。 【規格】 材質:SCM435 硬度:HRC50 深さ:0.4mm
高周波焼入れの弱点をレーザー焼入れで解決!
【従来の困りごと】 高周波焼入れでは、テーパー部の最大・最小径の差が大きい為、コイルからワークまでの距離に差が生じ、均等に加熱・冷却する事が難しい。 それにより、硬度・焼入れ深さがバラつきが発生しやすい。 【レーザー焼入れのメリット】 レーザー焼入れでは、ロボットティーチングによって常に一定の焦点距離を保ち、加熱部の温度を均一に焼入れを行う。 また、レーザー焼入れでは冷却水が不要(自己冷却)であるため硬度・焼入れ深さが一定に保てる。 【規格】 寸法:Φ235×L2151 材質:SCM440 硬度:HRC60 深さ:0.7mm
レーザー焼き入れなら「コイル」なしで短納期対応!!
【従来の困りごと】 ホルダーのR面を部分焼入れしたい。また、できる限り短納期で加工してもらいたい。 しかし、高周波焼き入れではコイルが必要なため短納期での対応が難しい上に、穴付近での焼き割れが発生するリスクがある。 【レーザー焼き入れのメリット】 レーザー焼き入れでは、コイルを製作する必要が無いため、ワーク入荷後すぐに加工ができる。 さらに硬化層が浅いため、薄肉部・穴部でも割れのリスクが無く焼入れが可能。 【規格】 寸法:L60×H30×T18 材質:S45C 硬度:HRC58 深さ:0.5mm
歪みやすいギアもレーザ焼入で解決!
【従来の困りごと】 高周波焼入で焼入れを行うと、一歯焼入ができず、歯底部まで硬化してしまう。 そのため、歪修正をする際に硬化した歯底部で割れが発生してしまう。 【レーザ焼入のメリット】 レーザ焼入では、歯の表面のみを狙って硬化させる事ができるので、熱処理後の歪を小さく出来る。 また、歯底部は硬化しないので、歪矯正の際に歯底の割れも回避できる。 【規格】 寸法:L1330×H13×T114 材質:SCM440 硬度:HRC60 深さ:0.3mm
ややこしい形状は、レーザー焼入れの得意技!
【従来の困りごと】 高周波焼入れを行う場合、歯の形状に合わせた専用コイルが必要になる。 しかし、年間数個程度しか流動しない単品に、高額な専用コイルを作るためのコストは掛けられない。 【レーザー焼入れのメリット】 レーザー焼入れでは、焼入れしたい部分にレーザー光の焦点が合えば加熱できるため、高周波焼入れでは必須となる専用コイルも不要。 また、熱処理後の変形も少なく、必要な部分だけに焼入れを行う事が出来る。 【規格】 寸法:Φ336×T190 材質:SCM435 硬度:HRC57 深さ:0.5mm
薄いワークでもレーザ焼き入れなら大丈夫!
【従来の困りごと】 高周波焼き入れでは、カム部を加熱する際、ワークの必要のない部分まで熱影響を与えてしまい、熱処理後の変形が大きくなり修正できず部品として使用できなかった。 【レーザ焼き入れのメリット】 レーザ焼き入れでは、カムの摺動面のみを狙って加熱することができるため、熱処理後の変形が極めて小さく、後工程おいても工程短縮や工程削減が期待できる。 【規格】 寸法:Φ247×Φ237×T10 材質:SUJ2 硬度:HRC63 深さ:0.5mm
レーザー焼き入れは半分に割っても歪が少ない処理方法です!
【従来の困りごと】 最終的に半分に割られる金型のため高周波焼き入れでは、焼き入れ後に半分に割る時に大きく歪が発生してしまう可能性があった。 そのため、歪の少ない熱処理方法が必要であった。 【レーザー焼き入れのメリット】 レーザー焼き入れでは、25mm程度の硬化幅でストライプ状に焼入れを行う為、硬化部が1ラインずつ分断され、硬化による応力が全体的に分散し歪が抑えられる。 【規格】 寸法:L1030×H800×T550 材質:SCM440 硬度:HRC60 深さ:1.0mm
多数のコイルを保有しているので特殊形状のでも対応できます!
【従来の困りごと】 単発品のヘリカルギヤの高周波焼入れの超短納期対応を依頼された。 単発品のヘリカルギヤのため、コイルを特急で製作する必要性があった。 【富士高周波の対応】 各種モジュールに合わせたコイルを数千種類保有しており、形状に合ったコイルが無くても社内ですぐに修正対応が出来る。 納期は中1日にて対応できた。 【規格】 寸法:M18×80T×340W×φ1440 材質:SCM435 深さ:PCDにて2.0mm以上 硬さ:Hs65~75