○改善前の状況○ 材料：SUS440C 外径形状：350*200*30 【改善前】 ●形状は350の方向で両側３０が厚み30で,真ん中は厚みが５で 　此処に長さ３５０の方向で幅１．３の溝が３６本加工 　現状はこの溝を製作する為にキー材の形状のバー（３＊５＊３５０）を 　３６本製作 　そしてキー材とブロックをねじ止めする為に両端にM2タップを 　７２ヶ所開けている 　その為に加工仕上げは研削仕上げとなり、加工時間が非常に 　多くなり負担となっている 　そしてM2タップの加工に神経を使っている 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓ 【改善後】 ●この両端のブロックとキー材を一体化させて、1.3の溝加工はM/Cで 　1.3幅スライス歯で加工 ●コストダウン効果：既存製品が３００万円　 　　　　　　　　　↓ 　ユニットにして１１０万円（６３％のコストダウン） ○詳細はお問合せください。

部品情報： ○改善前の状況○ 　材料：SUS440C　外径形状：300×200×50【問題箇所】 ●重量軽減の為にTスロット型に加工してありました。 （奥幅１００、入り口幅２０、深さ３０)のT字型スロットを幅２００に対しての加工を３ヶ所なので相当の工数を取られていました。 【改善後】 プレートを二つに分けて、平板部とL型形状とにする事として、キャップスクリュー （Ｍ５）でねじ止めして一体にする事にしました。 精密公差要求部である板厚面はねじ止めした後に研削仕上げとして今までと同等の品質を維持しております。 【改善効果】 二つに分けて加工することにより、重切削での加工が可能になり、大幅な工数削減が現実となり短納期化及び品質向上も出来ました。 ●コストダウン効果：一体部品の既存製品が３００万円 ↓ 分割ユニットにして１１０万円（６３％のコストダウン）となりました。 VA,VEは水平展開で活用できます。 異種であっても同等の展開でコストダウンが可能です。

■ワンポイント： 複数種類の材料採用から極力少なくする事を考えてみます。 【改善前】 ●開発試作品で角パイプを使用してテレビ用の架台を製作 　（30角のパイプを使用） 　最初は全部を角パイプで製作する予定であったが、赤印部分が 　角度がついている為、余分な時間が掛かることが想定されたので検討 【改善後】 ●SPC3.2Tにて加工し角パイプと溶接加工とする 　これにより角度のついた加工が無くなり、手離れの良い板金加工と 　品質安定の部品が出来る事となった ○詳細はお問合せください。

【事例一覧】 ■機器及び部品を仕様通りにマッチしているかのチェックでコストダウン ■使用している材料をお客様が要求している仕様に最適化でコストダウン ■複数部品の集合体を一体化する(鋳物化、ロスト化、溶接構造化は考えら 　れますか？) ■鋳物化、ロスト化を考慮する際の注意点のチェックで更なるコストダウン ■類似品、同等品を再チェックして共用化でコストダウン ■不良率の低減化でコストダウン及び品質安定化 ■加工時の段取り削減でコストダウン ■手作業工程の削減化でコストダウン ■加工工程の標準化でコストダウン ■品質過剰になっている部分を探して最適化によるコストダウン ■工場間同士での図面共用化でコストダウン ■異形状、精度あり、数量多い場合のコストダウン方法 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。

【改善前】 ●SS41で加工した部品をそれぞれねじ止めしていた 【改善後】 ●各部品を一体化してFC20の鋳物に置き換える 　試作時は簡単に製作出来るメリットがあるが量産時にはたとえ 　少数であっても何点かをまとめて鋳物化を行うとコストダウン効果が 　大幅に行える様になります ○詳細はお問合せください。

■パワーポイントによる事例説明は5ページでpdfで閲覧出来ます。 ■詳細はお問い合わせください。

■板金材料では抜き加工のみでは部品として剛性が無く適応範囲が少なくなりますが、曲げ加工、リブ加工部品をうまく取り入れると大きなコストダウンが生まれてきます。 ■精度を要さないユニットに適しています。

コストダウン対応部分： ３ヶの同じ部品を一体化して加工工数削減及び組み込み工数削減そして部品点数削減で管理工数も削減を目標としています。 小ロット生産品であっても複数ヶ使いである場合には加工工数､段取り削減でコストダウンを計れる一体化は魅力的なコストダウン対策で水平展開が出来ます。 一つのユニットで試作して良い結果が出る事で複数同形状ユニットを構成することが多々あります。時間的制約等でそのまま一つのユニット複数構成される事も多々あります。此処で再度検討して複数ユニットを一つに合成させる事が出来ると大幅な工数削減、部品削減すなわちコストダウンを行う事が出来ます。 ワンポイント： 同形状の複数ヶ使いにはＶＡの可能性大

板金部品同士の組み込み方法としてのねじ締め、リベット締め、爪締めをそれぞれの長所、短所を見極めて選択出来る手法の事例を取り入れて説明しております。 大量生産型だけが組み込み最適化を行う事無く、小ロット生産ユニットでも組み込み改善を行える爪止め組み込み方法は形状に応じて積極的に進めたいところです。 ■ワンポイント： 加工最適化に限らず組み込み最適化もコストダウンに大きな寄与があります。

■VA,VE手法の一つである部品削減化の応用で追加部品を一体化にしてコストアップを阻止 ■仕様追加で部品追加はよくある事ですが、VA,VEで部品点数は据え置きで済みます。 上記のようなテーマ（仕様追加)に対してVA,VEを使った手法を紹介しています。 ※※※※※※※ 水平展開で応用が効きます。

外付けBOXの最適形状はがっしりと取り付けるか、ただ単に本体に取り付ければ良いと考えるかの違いです。 ■ワンポイント： 構造物を固定する小ユニットは取り外しが頻繁で無いケースでは極力シンプルな形状がコストダウンに繋がります。 詳細はお問い合わせください。

MCプレート加工から板金加工＋リブ加工で工数削減及び部品削減でコストダウン 究極のコストダウンは板金工程を旨く使いこなす事で精度、強度不足をどのように対応させるかにかかっていると思います。 ワンポイント： 研削加工、切削加工、打ち抜き加工（板金加工）は精度、切削量、形状構築で真逆なので これらの使い道を旨くする事がコストダウンの道。