中空構造を持つ製品へのふっ素樹脂・PEEKコーティング時の注意点
熱膨張による変形や破損リスクを抑制。密閉空間の「空気抜き穴」の重要性と、安全性を考慮した設計・加工仕様。
●内部空気の膨張による変形リスクを抑える、確実な事前チェックと加工 フッ素樹脂コーティングやPEEKコーティングの焼成工程では、基材が400℃前後まで加熱されるため、中空構造を持つ製品においては内部空気の熱膨張への配慮が必要です。 特にパイプ構造品、溶接フレーム、中空シャフト、アルミニウム製の箱型筐体などで密閉空間が形成されている場合、加熱時の内圧上昇により、基材の膨らみ、歪み、塗膜不良、あるいは破損を招く懸念があります。 ●安全施工に向けた構造へのアプローチ 【空気抜き穴の設置確認】 内圧を逃がすための通気経路(エアー抜き孔)の有無を事前に図面等で確認。 【構造改善の検討】 密閉箇所がある場合、機能面への影響を抑えつつ通気孔を追加する最適な位置を打診。 安全性の確保と製品品質の維持を両立するため、加工前の段階から構造確認を丁寧に行っています。
- 企業:日建塗装工業株式会社
- 価格:応相談