ラマンイメージングを用いたポリマーの配向性評価
ラマン分光法は局所的な配向性や結晶性を評価するのに有効な分析法です。
配向性の違いを 2 次元でとらえることができるラマンイメージングにより、ポリプロピレンの射出成型品の配向性を評価した事例をご紹介します。 【分析試料】ポリプロピレン製チップ 【分析方法】ラマンイメージング 励起レーザー波長:532nm 【分析結果】 ラマンイメージ像では試料の先端部から中央まで、中央から根元部で配向性が異なることがわかりました。 【まとめ】 ラマンイメージングにより、試料の配向性を評価することが可能です。