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このたび、2025年6月5日~7日の3日間東京ビッグサイトにて開催されます、 「電子機器トータルソリューション展2025」に出展いたします。 ブース内で営業担当者に直接ご相談いただくことも可能です。 お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ弊社ブースにお越しいただけますと幸いです。
【分析試料】市販のドリップコーヒー【分析装置】SIFT-MS: Syft 社製【分析結果】SIFT-MS を用いてコーヒーのオルソネーザルアロマと レトロネーザルアロ マを測定しました。コーヒーの代表的な香気成分のうち、 Phenol と Pyridine を定量した結果を図 1 および 2 に示します。オルソネーザルアロマ分析ではドリップ直後から、PhenolとPyridineが香り立つ様子を捉えることができました。ドリップ開始から約100 秒間の各成分の平均濃度はPhenolが62ppb であり、Pyridineが152ppbでした。レトロネーザルアロマ分析では、いずれの成分も嚥下直後に最も高い値を示し、嚥下直後の呼気の平均濃度はPhenolが1.7ppbであり、Pyridine が7.7ppbでした。また 嚥下後約 150 秒間で各成分の濃度は減衰するものの、香りの余韻を捉えることができました。 【まとめ】SIFT-MSを用いたリアルタイム分析では、コーヒーなどの嗜好品からの香り 立ちや飲んだ後の余韻に関わる成分を捉えることができます。 また、 香気成分のppbオーダーでの定量が可能です。
TG-MS(熱重量-質量分析)法は、試料の TG-DTA(熱重量示差熱分析)測定で発生したガスをオンラインで MS(質量分析計)へ導入し、ガスを分析する手法であり、試料の熱分解挙動、発生ガス種、およびこれらの発生温度範囲の情報を得ることができます。また、標準物質の検量線を作成し、それを用いることで発生ガスの定量を行うことができます。 【分析試料】ナイロン 6(PA6) 【分析装置】TG-DTA:Rigaku 製 Thermo plus EVO2 GC-MS:Agilent 製 8890GC/ 5977B Inert Plus 【分析結果】 TG-MS 法では試料から発生する水をその温度毎に分けて定量することが可能です。 【まとめ】 TG-MS法を用いて、試料長の付着水や、熱分解時に発生する水分量を把握することができます。
【分析試料】4,4'-ジアミノジフェニルエーテル(DADPE)、OH 終端した Si ウエハ 【分析方法】XPS;単色化 AlKα線(アルバック・ファイ製 PHI5000 VersaProbe II) 【分析結果】 1. アミノ基の評価 ヘテロ元素である F に着目して解析を行った結果、試料由来の C に対するアミノ基の割合は 19at%でした。 2. シラノール基の評価 ヘテロ元素である F に着目して解析を行った結果、試料由来の Si に対するシラノール基の割合は 3at%でした。 【まとめ】 化学修飾した試料の XPS 分析によって表面官能基の割合を求めることが可能です。また、今回行った評価の他に、材料特性が異なる試料表面を分析して表面官能基の割合を比較することで、表面官能基が材料特性に与える影響を評価することも可能です。
TG-MS(熱重量-質量分析)法は、試料の TG-DTA(熱重量示差熱分析)測定で発生したガスをオンラインで MS(質量分析計)へと導入し、ガスを分析する手法であり、試料の熱分解挙動、発生ガス種、およびこれらの発生温度範囲の情報を得ることができます。また、試料観察機能を用いることで昇温加熱時の試料の形状や色の変化をリアルタイムで観察することができます。 【分析試料】ポリイミド(PI)フィルム 【分析装置】TG-DTA:Rigaku 製 Thermo plus EVO2 GC-MS:Agilent 製 8890GC/ 5977B Inert Plus 【分析結果】 540℃付近から PI フィルムの重量減少が観測され、それに伴って、CO や CO2、熱分解成分である Phenolや Benzonitrile が検出されました。また、試料観察画像では 522℃付近から PI フィルムが徐々に橙色から褐色、黒色へと変化する様子や収縮を観察することができました。 【まとめ】 TG-MS法により、試料の昇温加熱時に発生するガスの種類や重量減少の様子を把握することができます。
配向性の違いを 2 次元でとらえることができるラマンイメージングにより、ポリプロピレンの射出成型品の配向性を評価した事例をご紹介します。 【分析試料】ポリプロピレン製チップ 【分析方法】ラマンイメージング 励起レーザー波長:532nm 【分析結果】 ラマンイメージ像では試料の先端部から中央まで、中央から根元部で配向性が異なることがわかりました。 【まとめ】 ラマンイメージングにより、試料の配向性を評価することが可能です。
【分析試料】 (1) Cu 箔:大気中で加熱して変色させた Cu 箔を分析に供しました。 (2) Ag 箔:大気中腐食により変色した Ag 箔を分析に供しました。 【分析方法】XPS 分析 XPS;単色化 AlKα線(アルバック・ファイ製 PHI5000 VersaProbe II) 各試料とも室温で測定後、そのまま装置内(真空下)で 500℃に加熱し、加熱後に再度測定しました。 【まとめ】 XPS 分析を行うことで、真空下での試料の温度上昇に伴う化学状態の変化を評価することが可能です。 また、カネカテクノリサーチが保有する X 線光電子分光(XPS)装置は、今回行った加熱前後での XPS 測定の他に、加熱しながらの XPS 測定も可能であるため、反応速度が遅ければ、化学状態が変化していく様子を評価することも可能です。
擬似空気(He/O2=4/1(v/v))雰囲気下で市販のセメントを加熱した際に発生するCO2を定量した事例を紹介します。 【分析試料】市販粉末セメント 【分析装置】 TG-DTA:Rigaku製Thermo plus EVO2 GC-MS:Agilent製8890GC/ 5977B Inert Plus 【分析法と結果】 擬似空気雰囲気下で試料を30℃付近から1,000℃まで昇温加熱(20℃/min)した際に発生するCO2をTG-MS法により定量しました。標準物質を用いて検量線(図1)を作成した後に試料から発生するCO2に特徴的なイオン(m/z 44)でSIMイオンサーモグラムを描き、513~825℃の温度範囲で発生したCO2量を求めました。結果を表1に示します。その結果、今回測定した試料では30wt%のCO2が発生することが分かりました。 【まとめ】 TG-MS法では任意の温度範囲で試料から発生するCO2を定量することができます。また、測定雰囲気も不活性ガス(He)と擬似空気から選ぶことができるため、使用環境を模した分析が可能です。
今回は、SIFT-MSを用いて芳香消臭脱臭剤協議会が定める新効力試験法を実施し、市販の消臭ビーズの消臭効果を検証した事例を紹介します。 【分析試料】 消臭ビーズ 【分析装置】 SIFT-MS:Syft Technologies 社製 Voice 200 ultra 【分析方法】今回は、清浄空気を入れた 10L のテドラーバッグに市販の消臭ビーズと特定悪臭物質である Trimethylamine(TMA)を添加し、経過時間毎にサンプリングした空気のTMA 濃度を SIFT-MS で測定し、悪臭物質を 90%除去するのに要する時間(t0.1)を算出しました。 【分析結果】 試験開始から 6 時間までの経時毎のテドラーバッグ内 TMA 濃度を測定した結果を示します。各時間の TMA 濃度(C)/初期 TMA 濃度(C0)の対数と時間の関係をグラフにプロットし、得られた傾き(-0.3956)から TMA を 90%除去するのに要する時間(t0.1)を式 に基づき算出しました。その結果、消臭ビーズが TMA を 90%除去するのに要する時間(t0.1)は、5.82h となりました。
電子機器や食品包装などに使用されているフィルムには、ガスバリア性、柔軟性などの機能を有するために、複数の層を積層した多層構造のものがあります。フィルムの各層の組成を把握するには、ラマン分光分析が有効です。 ここでは、ラマンイメージングによる多層フィルムの構造解析事例をご紹介します。 【分析試料】市販圧力調理バッグ 【分析方法】ラマンイメージング 励起レーザー波長:532nm
【分析試料】 市販の電子機器で使用されたリチウムイオン電池の黒鉛負極(放電状態) 【分析装置】 グローブボックス(美和製作所製 パージ式) XPS;単色化 AlKα線 (アルバック・ファイ製 PHI5000 VersaProbe II) 【分析手順】 グローブボックス内(Ar 雰囲気)で 18650 円筒型リチウムイオン電池を解体して、負極を採取しました。採取した負極について、トランスファーベッセルを介してグローブボックス内から XPS 装置内(真空)に搬送したものを大気非曝露負極、また、一旦グローブボックス外(大気中)に取り出してからXPS 装置内に搬送したものを大気曝露負極とし、それぞれの XPS 分析を実施しました。
このたび、2025年5月21日~23日の3日間パシフィコ横浜にて開催されます、 「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展いたします。 ブース内で営業担当者に直接ご相談いただくことも可能です。 お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ弊社ブースにお越しいただけますと幸いです。 また、同時に人とくるまのテクノロジー展ONLINE STAGE1も開催中です。 (株式会社カネカのONLINEブースに出展しております。) ご来場が難しいお客様にもぜひご覧いただければと存じます。 展示会サイト→https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/
近年、サルタン系医薬品から発がん性物質であるN-ニトロソジメチルアミンが検出されました。厚生労働省の通知「医薬品におけるニトロソアミン類の混入リスクに関する自主点検について(令和3年10月8日付)」によると、医薬品中のニトロソアミン類は、限度値以下であることが求められており、このためには微量の当該成分を測定する必要があります。 同通知に記載されているニトロソアミン類9種の標準試料のLC-MS/MS分析(液体クロマトグラフィー質量分析)を行った事例を紹介します。 ■分析試料 ・ニトロソアミン類9種の標準試料 ■分析条件 ・装置:AB SCIEX製 SCIEX QTRAP 5500 SYSTEM ・イオン化法:ESI法正イオンモード ・測定モード:MRM ■分析結果 各ニトロソアミンについて、限度値の評価に必要な濃度1ng/mLのピークを検出できます。
2023年11月8日(水)につくば国際会議場にて開催されます、 フード・フォーラム・つくばの企業交流展示会に出展いたします。 本展示会は、 食品に関わる企業が自社の製品や技術をアピールする展示会であり、 機器や商品などの展示に加えて デモンストレーションやサンプル配布などを行っております。 弊社ブースでは、以下のサービスをご紹介いたします。 ・ 食品の電子顕微鏡観察 ・ アミノ酸・ジペプチドの分析 お近くにお越しの際はぜひ足をお運びいただけますと幸いです。 みなさまのお越しをお待ちしております。
この度、パシフィコ横浜で開催されます、『BioJapan2023』に出展いたします。 『BioJapan』は、バイオテクノロジーにフォーカスを当てた展示会であり、 バイオテクノロジーの応用先は創薬、再生医療、診断・医療機器、 研究用機器・試薬は勿論、近年は、環境・エネルギー、 機能性食品等まで幅広い分野において期待されています。 展示内容は以下を予定しております。 ◉アミノ酸・ジペプチドの分析 ◉培養液の特性解析 ◉樹脂製品の溶出物・浸出物評価 会場:パシフィコ横浜 展示場所:近畿バイオインダストリー振興会議ブース D-25-2 当日はマッチングおよびブースにて各種分析、試験のご相談も承っておりますので、 皆様のお越しを心よりお待ちしております!!
2023年9月6日~8日、幕張メッセで開催されます”JASIS2023”に 弊社ブースを出展いたします。 【出展内容】 ◆リチウムイオン電池負極の大気非曝露分析 ◆加熱・燃焼発生ガス分析 ◆アミノ酸ジペプチドの分析 展示場所:mini/ソリューション展示コーナー(S-9)
【分析試料】 市販ブランデー(コニャック ) 【分析装置】 多機能オートサンプラー(Gerstel 社製)付 GC-MS(Agilent 社製) 【分析方法】 希釈した試料を、ダイナミックヘッドスペース(DHS)-GC/MS 分析に供し、 デコンボリューション後、アロマサーチによる解析を実施しました。 【結果】 分析の結果、 試料に89の香気成分が含まれていることがわかりました。
食用油は、揚げ物、炒め物など調理に欠かせません。 加熱調理に繰り返し使用することにより、 油は加水分解および酸化され、においも変化していきます。 そのスピードは、油の種類によって異なり、飽和脂肪酸は酸化しにくく、 不飽和脂肪酸は酸化しやすいと言われています。 そこで、飽和脂肪酸の多いココナッツオイルと不飽和脂肪酸(オメガ 6 脂肪酸)である 大豆油の非加熱、加熱品について、においの変化(官能評価)と組成変化を観察した事例をご紹介します。 ■分析試料 ・ココナッツオイル(非加熱・加熱) ・大豆油 (非加熱・加熱) ■分析方法 1. LC-TOFMS 分析 試料をテトラヒドロフランに溶解後、 LC-TOFMS 分析を行いました。 2. DHS(ダイナミックヘッドスペース)-GC/MS 分析 試料を 20mL 容バイアルに入れ、 DHS-GC/MS 分析を行いました。 3. 官能評価 試料の官能評価を複数名の臭気判定士により実施し、 におい質を確認しました。 ■分析結果 結果詳細は、PDF資料をご確認ください。
培養細胞による多くの研究において培養培地や培養上清に含まれる成分の 定性や定量は、近年注目され活用の場が増えてきています。 培地に含まれる成分を知ることは、細胞培養の効率向上のための有用な情報となります。 ここでは、市販培地を例に液体クロマトグラフィー‐飛行時間型質量分析計(LC-TOFMS) を用いたライブラリー検索による培地成分のノンターゲット分析と、 その結果を解析した試料間比較や主成分分析をご紹介します。 【分析試料】 市販培地 A、市販培地 B、市販培地 C(市販品) 【分析装置】 LC-TOFMS *結果の詳細は、PDF資料をご確認ください。 培地成分のノンターゲット分析による定性分析と、 その結果を用いた試料間比較、主成分分析により培地の特性や 培養の成果に寄与の高い成分を見つけることが可能です。 これらの情報は、細胞培養の成果向上のために有用な情報となることが期待されます。
LC-TOFMS(液体クロマトグラフ飛行時間型質量分析)法は、 タンパク質の特性解析(分子量分析、ペプチドマップ、糖鎖分析など)に有用です。 IgG抗体の糖鎖(グリコフォーム・糖鎖付加位置)のLC-TOFMS法による分析・解析の事例をご紹介いたします。 ■分析試料 IgG抗体 ■分析方法 LC-TOFMS法 ■分析結果 ・グリコフォーム(糖鎖部分が異なるタンパク質)解析 分子量の分析により、糖タンパク質のグリコフォームを推定することができます。 IgG抗体をLC-TOFMS測定し、5種のグリコフォームがあることがわかりました。 ・糖鎖結合位置解析 IgG抗体を酵素処理により断片化し、LC-TOFMS測定しました。 測定結果について、専用のソフトウェアで解析した結果、 アミノ酸配列EEQFNSTFRのペプチド断片のアスパラギンに N結合型糖鎖(G0F,G1F,G2F)が付加していることが分かりました。 *結果の詳細は、PDF資料をご覧ください。
ケイ素材料はシロキサン・シリコーンのような有機ケイ素材料、 シリカ・シリコンのような無機ケイ素材料からなり、 その化学構造により様々な特性を有し、 工業材料として原料から製品まで幅広い分野で活用されています。 一方で、その多様性から広い範囲での評価が必要です。 弊社では、研究開発から品質管理までの各ステージにおいて、 これまでの経験を基に、各種分析をご提案いたします。 有機ケイ素材料:ガス分析、組成分析、構造解析、金属分析、表面分析、 形態観察 無機ケイ素材料:形態観察、構造解析、表面分析
◎加熱発生ガス分析 加熱により発生するガスについて定性・定量を行います。 材料や製品は、その製造工程において加熱等によりガスが発生する事があり、 それらのガスは、その他の原料や製品に悪影響を与える原因となることがあります。 試料が製造工程における加熱条件と同等の条件で、 発生するガスを分析する事が可能です。 ・加熱方法 燃焼管にキャリアーガス(窒素、アルゴン、空気等)を規定流量で流しながら 設定温度まで昇温します。 ※お客様の目的に応じて、 キャリアガス種(窒素、アルゴン)・流量、温度等 様々な条件での分析が可能です。 ・捕集方法及び分析方法 燃焼ガスは分析対象ガスに適した捕集方法で捕集・分析を行います。 ◎燃焼ガス分析 “プラスチック燃焼ガスの分析方法” JIS K 7217に規定された条件化で 燃焼を行った際に発生するガス成分について定性・定量を行います。 (JIS K 7217 A法準拠) 燃焼ガスを分析することで、材料の安全性や環境影響を評価することができます。
◇溶出物(E&L:抽出物Extractable&浸出物Leachables)の定性定量分析◇ (有害金属、揮発性物質、不揮発性物質) 食品容器・包装材料や再生医療における シングルユースなどのリスク対策として、 溶出物・浸出物の評価が必要になってきています。 カネカテクノリサーチでは、 樹脂製品の分析で培ったノウハウを活かし、 お客様の要望に応じた各種の溶出方法で前処理・分析測定を行い、 リスク評価に有用な情報を提供しています。
培養液中にはアミノ酸・有機酸・ビタミン・核酸関連化合物、 さらに細胞から分泌される代謝物など様々な化合物が含まれています。 カネカテクノリサーチでは、 培養液に含まれる多くの有機・無機成分を種々の分析法を用いて 半定量・定量することが可能です。 得られたデータを多変量解析して生産率を左右する要因成分を発見し、 問題解決に有用な情報をご提供致します。 ■分析方法 主成分の特定:多成分の半定量分析 注目成分の管理:定量分析など 〈使用装置〉LC-MS/MS、CE-TOF/MS、GC/MS、 IC、ICP-AES、ICP-MSなど 再生細胞などの医療分野・食品分野の研究・開発にも この技術を応用していただくことができます。
医療用塩ビチューブ内に存在する異物の分析事例をご紹介します。 ■お客様より異物発生に関して頂いた情報 ・異物の発生状況 ⇒製造過程の検査中に発見 ・異物の材質、大きさ、色 ⇒樹脂、数100μm、黒っぽい ・想定している異物の内容 ⇒樹脂焼け、もしくは製造途中で異物混入 ・その他の情報 ⇒特になし ■結果 正常部と異常部のIRスペクトルの結果より、 異物部には正常部に認められた可塑剤のピークが不検出であることが判りました。 異物部は、原材料樹脂の混練不良であると考えられます。
チューブ内に存在する金属異物の分析事例をご紹介します。 異物を採取して、SEMによる形態観察、SEM-EPMA法による元素分析、 検出された元素の半定量分析を実施しました。 ■お客様より異物発生に関して頂いた情報 ・異物の発生状況 ⇒チューブ製造 ・異物の材質、大きさ、色 ⇒金属・1mm弱 棒状・金属光沢様 ・想定している異物の内容 ⇒金属片 ・その他の情報 ⇒ 特になし ■結果 元素分析結果より、異物はFe-Cr-Ni系のステンレス鋼(SUS)と判断されました。 また、半定量分析結果より、ステンレス鋼のオーステナイト系SUS316であると推察されました。 ステンレス鋼は耐食性に優れているため、一般的な金属材料や各種部品等に幅広く用いられています。
食品の栄養素の中で重要な成分のひとつに脂質があり、食用油に含まれる脂質の90%以上はトリグリセリド(TG)で構成されています。TGは、グリセリンに3分子の脂肪酸がエステル結合した構造です。 近年、健康への関心から、TGを構成する脂肪酸としてオメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸など)や中鎖脂肪酸も注目されていますが、TGの構造を明らかにするためには質量分析による構造解析及び構成脂肪酸の分析が必要です。 これらのTGの分析には、液体クロマトグラフ-飛行時間型質量分析計(LC-TOFMS)が有効であり、MSスペクトル、MS/MSスペクトルからTGの構造及び構成脂肪酸が推定可能です。ここでは、市販の食用油の分析事例をご紹介します。 ■分析試料 市販食用油(なたね油、ごま油、オリーブオイル、アマニ油、MCTオイル)計5種 ■分析装置 SCIEX社製 Triple TOF6600(LC-TOFMS) ■分析方法 試料をテトラヒドロフラン(THF)に溶解後、適宜メタノールで希釈してLC-TOFMS分析に供しました。 ■分析結果 詳細は、PDF資料をご覧ください。
バイオ医薬品をはじめとするタンパク質の品質管理は重要であり、 特に、タンパク質の二量体・多量体などの凝集体、分解物(低分子量体)は 免疫原性との関係から近年注目されています。 これらを簡便に分析する手法として、 サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)が広く用いられています。 ここでは、モデルとして市販のタンパク質混合品、IgG抗体、 およびpHストレス試験により凝集化を促進したIgG抗体を 分析した事例を紹介いたします。 *詳細はPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
食品の味やうまみに関わるアミノ酸は広く知られています。 また、2つのアミノ酸からなる「ジペプチド」も、 アミノ酸とは異なる物理的・機能的特性を有しており、 醤油や味噌などの発酵食品中の機能性成分として近年注目を集めています。 カネカテクノリサーチでは、 液体クロマトグラフィー‐飛行時間型質量分析計(LC-TOFMS)および アミノ酸・ジペプチドのライブラリー(約400種)を用いて、 確度の高い分析・解析を行うことが可能です。 ここでは市販品の味噌中のアミノ酸・ジペプチドの分析事例をご紹介します。 【事例概要】 ■分析試料 市販品味噌(豆味噌3種、麦味噌5種、米味噌3種 計11種) ■分析装置 SCIEX社製 Triple TOF6600(LC-TOFMS) *詳しくは、PDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
GMPに要求される品質管理体制の元、ICP/MSによる医薬品(原薬、中間体、 製剤)の元素不純物分析を実施した事例をご紹介します。 本分析においては、医薬品毎に成分が異なるため、適切な前処理方法の選定と、 内部標準の選択等によるICP/MSの好適条件化が鍵となるので、確かな分析技術で 好適分析条件を見つけ分析を実施。 各医薬品のバリデーション試験や、一斉スクリーニング分析(Li~U 70元素)、 ICP/AES法による分析も実施しますので、御相談ください。 【バリデーション計画】 ■市販の経口製剤を用い、マイクロウェーブ分解-ICP/MS法により、 USP<233>に準拠したバリデーションを実施 ■PDE値より、製剤の1日最大摂取量を10gとして換算し、 評価対象元素の濃度限度値Jを算出 ■濃度限度値の1/10を目標定量下限として、9項目のバリデーションを実施 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
糖類(単糖~オリゴ糖)の紫外吸収は190~195nm付近でしか得られず 検出が難しいため、誘導体化を行ったり、示差屈折率検出器(RID)や 蒸発光散乱検出器(ELSD)を用いたりしてHPLCで測定する方法が有効です。 ここでは、清涼飲料中の糖類をRIDとELSDを用いて分析した事例を ご紹介します。 詳しくは、下記PDFダウンロードよりご確認いただけます。 【事例概要】 ■分析試料 ・市販のぶどうジュース(果汁20%、100%) ■分析法 ・HPLC-RID法、HPLC-ELSD法 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
13C-13C INADEQUATE測定は、13C-13Cの相関を直接観測する手法であり、 水素が結合していない炭素同士の繋がりを明らかにできる利点があります。 しかし、13Cの天然存在比が約1%であるため、13Cの隣に13Cが結合する確率は 約0.01%となり、多くの試料および長時間を要するといった弱点があります。 ここでは、クライオプローブ付き 700MHz NMRにより、天然物である アンドログラホリドを測定した例を紹介します。 【事例概要】 ■分析試料 ・アンドログラホリド(重ジメチルスルホキシド溶液、濃度100mM) ■分析装置 ・クライオプローブ付き 700MHz NMR(Bruker社製AVANCE NEO 700、 積算時間24時間) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
環境志向の高まりから、タイヤの低燃費性能とグリップ性能の向上を 両立するために、充填剤としてシリカが広く使用されています。 しかし、タイヤの性能向上には、シリカの分散状態やバウンドラバー相の 制御が必要になります。 市販タイヤ(シリカ充填ゴム)についてSPM(走査型プローブ顕微鏡) による機械特性マッピング(PeakForce QNM)を行い、タイヤ中の シリカ粒子の分散状態とバウンドラバー相を可視化した事例をご紹介します。 【事例概要】 ■分析試料:市販タイヤ ■分析方法:PeakForce QNM(Bruker製 Dimension Icon) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
自動車、航空機分野等では、強度や剛性があり軽量な有機/無機複合材料が 広く用いられています。 有機/無機複合材料に含まれる無機フィラーの大きさや分散状態は、 機械特性に大きく影響することから、無機フィラーの分布や配向などを 把握する必要があります。 当資料では、樹脂内のフィラーをFIB-SEMにより三次元的に評価した 事例をご紹介します。 【事例概要】 ■分析試料 ・無機フィラーを含む自動車用樹脂 ■分析結果 ・樹脂内には10Vol%程度のフィラーが含まれていることが分かった ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
当社の強み ・長年のノウハウの蓄積である樹脂組成分析技術 ・電子顕微鏡観察のための試料前処理技術(切片・染色・レプリカ膜作製) ・におい,香りを、官能評価と機器分析との両面から解析する技術 ・各種学会発表、論文投稿だけでなく、大学との共同研究等により開発した分析評価技術 ・ご相談の段階から営業、技術が直接お客様の状況をお伺いした上でご提供する技術サービス 鍛え上げ培ってきた長年のノウハウの蓄積、分析評価技術の開発、先端分析機器の使いこなしによって、お客様のご要望にお応えします。 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
【イプロス初主催】AIを活用したリアル展示会!出展社募集中